|
ソーテック、主要部門を東京に移転。中国法人も清算8月17日 発表
株式会社ソーテックは17日、横浜ランドマークタワーにある本社の主要機能を東京都内に移転すると発表した。 本社機能のうち、営業本部、商品本部機能の一部、管理本部を東京・東日本橋に移転し、東京事務所とする。また、品質管理部門は、横浜市金沢区の横浜サービスセンター内に移転する。移転は10月中旬の予定。 移転の理由は、グループ各部門の連携強化、業務効率の向上、経費削減としており、年間で約8,000万円の経費削減を見込んでいる。 ソーテックは、横浜で創業し、'96年にランドマークタワーに移転。'98年の横浜ベイスターズ優勝時には、記念モデルを発売するなど、横浜の地場企業として活動していた。 また、中国現地法人「蘇州創新子中電科技有限公司」の事業活動を停止し、合弁先と清算交渉を開始したと発表した。清算に伴う、1億6,051万円は、第1四半期の決算に織り込み済み。 同法人は2004年に60%出資の合弁会社として創立し、中国国内でのPCの製造および販売業務を行なっていた。しかし、事業環境の変化などにより、業績不振が継続し、再建の見通しがたたないため、清算に踏み切った。 ソーテックは、6月の株主総会にて、大邊創一代表取締役会長と平沢潔代表取締役社長が退任し、元シャープ常務の山田健介COOが代表取締役社長に就任。経営体制を刷新することによって、業績の回復を目指している。今回の本社機能移転と、中国現地法人清算も、構造改革の一環とみられる。 □ソーテックのホームページ (2005年8月17日) [Reported by date@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|
|