Windows 2000/XPの脆弱性を突くワームを各社が警告 ~MS05-039アップデートの適用が必要
8月15日 公開
JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)および、ウィルス対策ベンダー各社は、Windows 2000/XPなどのPlug & Playの脆弱性を利用するワームへの警告を発している。
今回警告されているのは、マイクロソフトが8月10日に公開した、「MS05-039」セキュリティ情報によるもので、Plug & Playの脆弱性により、リモートでコードが実行され、特権の昇格が行なわれる。すでにMicrosoft Updateなどで、アップデートモジュールが公開されている。
なお、代表例である「Zotob.a」はWindows 2000のみを対象としていたが、OSを問わず感染する同様のワームが登場しており、XPおよびWindows Server 2003のユーザーも注意が必要だ。
お盆休み明けで、久しぶりに起動するPCが多い時期だけに、仕事を再開する前に、OSおよびアンチウィルスソフトのアップデートを心がけたい。
□Microsoft Update
http://update.microsoft.com/microsoftupdate/
□MS05-039の概要
http://www.microsoft.com/japan/security/bulletins/ms05-039e.mspx
□JPCERT/CC
http://www.jpcert.or.jp/
□JPCERT/CCの警告
http://www.jpcert.or.jp/at/2005/at050008.txt
□IPAの警告
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20050817.html
□シマンテックのウィルス情報
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html
□関連記事
【8月10日】8月のマイクロソフトセキュリティ更新を確認する(INTERNET)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/08/10/8769.html
(2005年8月17日)
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