三洋電機、HD DVDの信号処理LSIを開発 ~1チップでHD DVD/DVD/CDの記録再生が可能
8月11日発表
三洋電機株式会社は11日、HD DVD対応の信号処理LSIを開発したと発表した。PC用光学ドライブや、家電(レコーダー/プレーヤー)などの用途を見込む。2006年春以降に量産出荷する予定。
このLSIはHD DVDの記録/再生機能を持ち、現行のDVDおよびCDの記録/再生もサポート。これにより、HD DVD/DVD/CDの記録/再生ドライブが実現できる上、1チップ化によるコストダウンや、回路設計の簡略化を可能にする。記録可能なフォーマットはHD DVD、DVD±R/RW、CD-R/RWで、DVD-RAMはリードのみの対応となる。
このほか、各種DVDのすべての著作権管理システムに対応し、HD DVDで採用されるAACS(Advanced Access Content System)もサポート予定。
パッケージは216ピン LQFP。製造プロセスは0.18μm CMOS。電源はアナログ3.3V、デジタル3.3V(内部1.8V)。
□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0508news-j/0811-1.html
(2005年8月11日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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