IDC、2005年第2四半期国内PC市場速報 ~家庭市場好調で9.8%の伸び
8月3日 発表
IDC Japan株式会社は3日、2005年第2四半期(4月~6月)の国内PC市場出荷速報を発表した。これによれば、x86サーバー、デスクトップ、ノートブックを含むPC出荷台数は、前年同期比9.8%増の350万台となった。
ベンダー別に見ると、NECがシェア19.5%で1位。家庭向け/ビジネス向けとも堅調で、前年同期比は6.4%増。2位は富士通。ビジネス向けはプラスだが、家庭向けでマイナスとなり全体ではほぼ前年並み。
3位のデルは、ポータブルPCが48.4%増と大きく伸張し、全体では前年同期比25.6%で、シェアも13.7%に伸ばした。4位の東芝も好調で、15.8%増と国内ベンダーとして突出した伸びを示した。5位は日本HP。出荷台数27.7%増とトップ5の中で最も高い成長を記録した。
IDCでは、家庭市場における需要回復が鮮明になったが、ポータブルPCのコモディティ化により、ベンダーは激しい価格競争にさらされていると分析している。
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2005年第2四半期 国内PC出荷台数トップ5ベンダーシェア、対前年成長率(速報値) 出典:IDC Japan |
□IDC Japanのホームページ
(8月3日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.idcjapan.co.jp/
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0224/idc.htm
(2005年8月3日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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