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ATI、動画再生支援を強化したビデオドライバ「CATALYST 5.6」
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6月9日(現地時間)公開
加ATI Technologiesは9日、同社のGPU「RADEON」シリーズ用のドライバ「CATALYST 5.6」を公開した。
サポートする製品はRADEON Xシリーズ、9x00、8500、7x00およびビデオ機能内蔵チップセット。対応OSはWindows 2000/XP/MCEで、コントロールセンターの動作には.NET Framework 1.1のランタイムが必要。
新機能としてビデオ機能の強化を行ない、DirectX 9のShaderを利用したWindows Media Video(WMV)のハードウェアアクセラレーションや、ウィザードによる初心者向けの動画再生機能の設定、上級ユーザー向けにデインターレース方法などのオプション設定などを追加。HDTVのプラグ&プレイも可能になった。
また、コントロールセンターのパフォーマンスを改善し、起動時やユーザーインターフェイスの反応を良くしたほか、新設定を追加。ゲームの最適化を行ない、Doom3やHalo、Chronicles of Riddickなどのパフォーマンスを改善した。
また、ノート向けGPU「MOBILITY RADEON」用の「CATALYST MOBILITY 5.6」も公開した。サポート製品はMOBILITY RADEON X800 XT/X800/X700、対応OSはWindows XPで、デスクトップ版と同等の機能を含んでいる。今後ノート向けにも毎月アップデートが提供されるという。
□ATI Technologiesのホームページ(英文)
http://www.ati.com/
□ニュースリリース(英文)
http://apps.ati.com/ir/PressReleaseText.asp?compid=105421&releaseID=718798
□ダウンロードページ
https://support.ati.com/ics/support/default.asp?deptID=894&task=knowledge&folderID=27
(2005年6月10日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]