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富士通、3.5インチHDDの不具合訴訟で和解

5月2日発表



 富士通株式会社は2日、2001年に発生した3.5インチHDD製品の不具合に関する訴訟について、和解に関する基本合意が成立したと発表した。これは同社がCirrus Logic、Amkor Technology、住友ベークライトおよびSumitomo Plastics Americaに対して提訴していたもの。

 和解金などの詳細は公開されていないが、損益への影響は特別利益として約154億円となる予定としている。

 この不具合は、HDDの制御用半導体を製造していたCirrus LogicおよびAmkorのチップで、HDDの起動不良や認識ミスなどの不具合が発生。両社の制御用コントローラを製造する過程で使用していた材料を製造する住友ベークライトらを含め、富士通が提訴していた。

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/ir/materials/20050502.html
□関連記事
【2002年】HDD不具合問題リンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/link/hdd.htm

(2005年5月12日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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