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ヨドバシカメラ宇都宮店が23日オープン
22日公開 株式会社ヨドバシカメラは、北関東および栃木県への初出店となる、「ヨドバシカメラ マルチメディア宇都宮」を4月23日午前9時30分より開店する。それに先立ち、報道関係者向けに内覧会が開催された。 JR宇都宮駅西口にある商業ビル「ララスクエア宇都宮」内の6、7階を利用してオープンする新店舗。売り場面積は約7,300平方mで、販売アイテム数は55万点。ヨドバシカメラの全19店舗中、8番目の売り場面積となるが、スポーツ用具売り場などを省くことで、そのほかの製品を充実させているという。 2フロア構成となる店内は、6FがPCおよび周辺機器、デジタルカメラ、携帯電話など、7FがAV機器、家電、ゲームソフト/玩具、DVDソフト、時計などを中心としたフロアとなる。 発表会で説明にあたった同社販売本部長 取締役 阿美祥之氏は、「PCやカメラ本体だけでなく、周辺機器も豊富に取りそろえ、プロカメラマンなどが来ても満足してもらえる品揃えにした」と商品点数の豊富さをアピール。
駐車場の収容台数は周辺の契約駐車場を含めて約900台(隣接駐車場は470台)。「駅前店でも郊外店的な持ち味の店舗としたい」と、周辺に店舗を持つ駐車場完備の郊外型店舗であるヤマダ電機やコジマを意識した態勢を整えていることを示した。 同社のポイントカード会員については昨日までで15,000人の会員を獲得しているとしたほか、すでに店外で明日の開店に合わせて並び始めている人もおり、開店時には2,000~3,000名が並ぶという見通しも明らかにした。 マルチメディア宇都宮 店長となる加藤康志氏は、「周辺の競争は激しく、価格競争だけではダメ。品揃えも豊富にして、末永く利用してもらいたい」と挨拶し、品揃え、価格、接客応対の3つを柱としていく方針を語った。 質疑応答では、栃木の特性について質問がされたが、「仙台や札幌、博多などに出店してきた経験では、メディアの発達もあって、店舗ごとの売れ筋などに、地方の特色というのはなくなってきた」とし、特別な対策は講じていないことを明らかにした。 「栃木はクルマ社会。しかし、郊外店舗でも土日の集客は多いが、平日はそれほどでもない。今回は、駅前店舗ながら、駐車場が利用しやすいように配慮した」と、駅前店舗と郊外店舗の両方のメリットを生かした店舗作りを心がけたという。なお、想定している休日の来店者数は2~3万人、平日は約1万人。 また、今回の店舗は、19店中8番目となる中規模ながら、大型店の58~59万アイテム数に比べて極端なひけは取らないという。これについて阿美氏は、「梅田店などでは、同じ商品を多数並べて展示しているケースも多い。マルチメディア宇都宮ではスポーツ用品は扱わないが、そのほかの商品については、大型店に匹敵する品揃えとなった」と説明している。 今後の展開については、「将来的には全国都道府県に1店ずつ展開できるようにしていきたい」などと述べた。 ●6F:PC/周辺機器、カメラなど
●7F:AV機器、家電、ゲームソフトなど
□ヨドバシカメラのホームページ (2005年4月22日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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