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アイ・オーの8倍速DVD+R DL実力テスト
アイ・オー・データ機器の「DVR-ABN16D」は、DVD±R DLに対応したPC本体内蔵型のDVD±R/RWドライブだ。 ドライブ自体は、NECの「ND-3540A」を採用しており、最大の特徴は、DVD+R DLで初の8倍速ライトを実現していることにある。DVD+R DLメディア自体は従来の2.4倍速対応メディアを使用する。 DVD+R DLの書き込み速度の競争は激しく、昨年から2.4→4→5→6倍速と順調に上がっている。これまで計測した中では、パイオニア「DVR-109」を採用した、バッファロー「DVM-RDM16FB」に6倍速対応ファームウェアを入れた状態での19分38秒が1番速かった。 8倍速対応製品で、この記録をどこまで短縮できるかが、今回の注目点だ。 なお、テスト環境は、Intel Celeron D 320(2.4GHz)、チップセットIntel 865G、NVIDIA GeForce FX5200(128MB)ビデオ、512MBメモリ、160GB HDDだ。計測ソフトは「Nero CD-DVD Speed」を使用した。 ●DVD+R DLは過去最速
では、注目のDVD+R DLから。メディアはTDK製の2.4倍速対応品。 計測の結果は、18分30秒で、初の18分台となっている。書き込み方式はZ-CLVで、平均転送速度は6.57倍速だ。波形も乱れがなく美しい。 ただし、DVM-RDM16FBに比べ、短縮された時間は1分8秒で、思ったよりも短縮されないというのが正直な感想だ。 DVD+R DLでは、互換性を高めるため、ブックタイプを「DVD-ROM」に変えて記録されている。
●DVD-R DLは6倍速 DVD-R DLのライトは6倍速だ。メディアは三菱化学製の2.4倍速対応品。 計測の結果は20分29秒で、同じ6倍速のDVM-RDM16FBが19分38秒であり、それには及ばなかった。書き込み方式はZ-CLVだ。
●DVD-Rは DVD-Rは16倍速ライトで、書き込み方式はCAVだ。メディアはTDK製の16倍速対応品。 書き込み時間は5分52秒だった。DVM-RDM16FBは5分53秒であり、ほぼ互角といっていいだろう。
●DVD+R DVD+Rも16倍速ライトで、書き込み速度も同じCAVだ。メディアは三菱化学の16倍速対応品。 書き込み時間は5分54秒であり、DVM-RDM16FBとまったく同じだ。
●DVD+R DLは最速 結論から言えば、DVD+R DLは過去最速で、公称の8倍速をやや上回る良好な結果となっている。 ただし、本機のライバルである「DVM-RDM16FB」と比較して、DVD+R DLでは勝っているものの、DVD-R DLでは劣っている。一勝一敗というわけだ。1層では±Rとも、ほぼ同等で、全体では互角と言って良い状態に留まっている。 現状では最速のドライブの1つだが、6倍速のライバルを圧倒するほどの差はなく、同水準にあるといえるだろう。 DVD+Rが中心で、4倍速以下のドライブを使っていて、書き込みの待ち時間を減らしたいというユーザーには有力な選択肢の1つと言えるだろう。 □アイ・オー・データ機器のホームページ (2005年4月22日) [Reported by date@impress.co.jp]
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