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日立、デスクトップPC新モデル「Prius M」
~ソフトウェアの使い勝手を向上

DS75M

5月14日 発売

価格:オープンプライス

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 株式会社日立製作所は、デスクトップPCの新モデル「Prius M」シリーズ3製品5モデルを5月14日に発売する。価格はオープンプライス。OSはWindows XP Home Edition(SP2)。全モデルがDL対応のDVDスーパーマルチドライブ、Office Personal Edition 2003を搭載する。

 TVチューナ搭載モデルは視聴ソフトウェアを強化。ダイジェスト機能「いいとこ観(み)」では野球とサッカーに加えて、テロップを検出して取り組みと本編をまとめる相撲と、曲部分を抽出する歌番組を追加した。新機能「3Dライブラリ」では、動画/写真などのメディアファイル選択時にサムネイルが浮き出るようになったという。また、映像をシャープに表示するというソフトウェアフィルタも追加された。

 そのほか、Internet Explorerで表示したテキストをマウスで指定して音声で読み上げる「読みワザ」を全モデルに搭載した。

●W録画対応「Prius Deck M」

DS73M

 「Prius Deck M」は、1,280×768ドット(WXGA)対応23型ワイド液晶TV「Wooo」が付属する上位モデル「DS75M」と、1,280×1,024ドット(SXGA)対応19型ラスタービュー液晶が付属する下位モデル「DS73M」が用意される。店頭予想価格は、DS75Lが38万円前後、DS73Lが25万円前後の見込み。

 TVチューナは1枚で2つチューナを搭載し2番組録画に対応するほか、10bit A/Dコンバータや3次元Y/C分離、ゴーストリデューサなど高画質回路を搭載する。DS75L付属のWoooは単独のTVとして利用可能。

 PC本体の仕様は、DS75Mがメモリ1GB、HDD 400GB(200GB×2)、DS73Mがメモリ512MB、HDD 250GBを搭載。そのほかは共通で、CPUにPentium 4 540(3.20GHz)、チップセットにIntel 915GV Express(ビデオ機能内蔵)を搭載する。

 インターフェイスはUSB 2.0×5、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット×2、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、V.90モデム、SDカード/メモリースティック(PRO)スロットなどを備える。

 本体サイズは110×378×388mm(幅×奥行き×高さ)、重量はDS75Mが約11.2kg、DS73Mが約10.4kg。

□製品情報
http://prius.hitachi.co.jp/go/prius/pc/2005may/deck/

●スリム筐体「Prius Air M」

AR37M

 スリム筐体を採用する「Prius Air M」は3モデルで、TVチューナを搭載しない廉価モデルの「AR33M」も用意される。

 上位モデル「AR37M」は、SXGA対応19型ラスタービュー液晶が付属し、CPUにCeleron D 345(3.06GHz)、メモリ512MB、HDD 250GB、Intel 865GVチップセット(ビデオ機能内蔵)、高画質回路搭載TVチューナなどの仕様で、店頭予想価格は20万5千円前後の見込み。

 中位モデル「AR35M」は、AR37Mの液晶を着脱可能なラスターパネルが付属するSXGA対応17型液晶に変更し、TVチューナを搭載するモデルで、同18万5千円前後の見込み。

 下位モデル「AR33M」はTVチューナを省き、CPUにCeleron D 340(2.93GHz)、メモリ256MB、HDD 160GBなどの仕様で、同16万円前後の見込み

 インターフェイスはUSB 2.0×5、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット×2、SDカード/メモリースティック(PRO)スロット、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピンなどを備える。

 本体サイズは93×377×359mm(同)、重量は約8.9kg。

AR35M AR33M

□製品情報
http://prius.hitachi.co.jp/go/prius/pc/2005may/air/

●液晶一体型「Prius Air One」

AW33M

 液晶一体型の「Prius Air One」は2モデルが用意される。同社は、幅40cmに収まり設置面積が小さく、スイベルとチルト角の変更が可能で、さらにDVDスーパーマルチドライブやUSB 2.0へのフロントアクセスなど、他社の一体型モデルよりも使い勝手の面で優れているとしている。また、キーボード/マウスをコードレスタイプとした。

 TVチューナ搭載の上位モデル「AW33M」は、CPUにCeleron D 340(2.93GHz)、メモリ512MB、HDD 200GB、Intel 865GVチップセット(ビデオ機能内蔵)などの構成で、店頭予想価格は18万円前後の見込み。

 TVチューナなしの下位モデル「AW31M」は、AW33Mからメモリを256MBに、HDDを160GBに変更したモデルで、同16万円前後の見込み。

 一体のディスプレイはSXGA対応の17型ピュアカラー液晶。取り外し可能なラスターパネルが付属する。インターフェイスはUSB 2.0×6、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット×2、SDカード/メモリースティック(PRO)スロット、Ethernetなど。

 本体サイズは394×257×431mm(同)、重量は約12kg。

□製品情報
http://prius.hitachi.co.jp/go/prius/pc/2005may/air_one/

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2005/04/0420.html
□関連記事
【1月7日】日立、デスクトップPC「Prius L」シリーズ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0107/hitachi1.htm

(2005年4月20日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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