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日本IBM、「ThinkPad X」シリーズを一新
~新筐体のX41登場

4月20日 発売

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 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、1スピンドルのB5サイズモバイルノート「ThinkPad X41/X40/X32」を4月20日より発売する。OSはWindows XP Professional(SP2)。Office Personal Edition 2003がプリインストールされたモデルも用意される。

 全機種で電源管理ソフト「省電力マネージャー」を搭載。バッテリの使用傾向を分析し、使用頻度に合わせた設定やバッテリ残量/劣化などを自動的に通知する機能を備える。

 また、既にThinkPadにインストールされているソフトウェアと、インターネット上の最新版とのバージョンを比較し、最新版があればダウンロードからインストールまでの作業を自動化する管理ソフト「ThinkPadソフトウェア導入支援」を搭載する。

●ThinkPad X41

ThinkPad X41

 「ThinkPad X41」は全モデルで指紋センサーをパームレスト中央に配置。プリインストールの「指紋認証ユーティリティ」とあわせての使用で、起動時やWindowsログオン、アプリケーションの認証などに利用できる。

 センサーで衝撃の予兆を察知し、ディスクアクセス中でも加速度を検知してから500ミリ秒で磁気ヘッドを安全な領域に退避させる「アクティブ・ハードディスクプロテクション・システム」を搭載。不意の振動や衝撃でHDDが破損する危険性を抑えるという。また、オプションの「ウルトラベースX4」に装着したHDDの保護にも対応する。

 CPUやメモリなどの冷却にはファンやヒートパイプを組み合わせたヒートブロックを使用。また、I/O周りに空気穴を追加することで空気の流れを利用しこれらの工夫によりX40と同じ大きさの筐体でIntel 915GM Expressチップセットが搭載された。

 最上位モデルの「2525-5CJ」は1.8インチ60GB HDD、8セルバッテリ、802.11a/b/g無線LAN、Office Personal Edition 2003などを搭載し、直販サイトでの価格は264,600円。

 ローエンドモデルの「2525-5GJ」は40GB HDD、4セルバッテリなどを搭載し、価格は同208,950円。

 このほか、メモリ/HDD容量/バッテリ容量の違いや無線LAN/Officeの有無などで計5モデルが用意される。

 そのほかの主な仕様は共通で、1,024×768ドット(XGA)対応12.1型液晶、CPUに低電圧版Pentium M 758(1.50GHz)、チップセットにIntel 915GM Express(FSB 400MHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ512MB(最大1,536MB)などを搭載。

 インターフェイスは、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、Type2 PCカードスロット×1など。

 バッテリはリチウムイオンバッテリで、JEITA 1.0測定法による駆動時間は2525-5GJが2.4時間、そのほかのモデルが5.5時間。本体サイズは、2525-5GJが268×211×20.6~26.9mm(同)、そのほかのモデルが268×236.8×20.6~26.9mm(同)。重量は2525-5GJが1.27kg、そのほかのモデルが1.49kg。

□製品情報
http://www-6.ibm.com/jp/pc/thinkpad/tpx41/tpx41a.shtml

●ThinkPad X40

ThinkPad X40

 「ThinkPad X40」は2月に発売されたモデルからCPUが変更され、ラインナップに1.8インチ60GB HDDが追加されたほかは、ほぼ同一の仕様。CPU/メモリ/HDD容量や無線LAN/Officeの有無などで8モデルが用意される。直販サイトでの価格は174,300円~243,600円。

 最上位モデルの「2371-KFJ」はCPUに低電圧版Pentium M 758(1.50GHz)、メモリ512MB(最大1,536MB)、HDD 60GB、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Office Personal Edition 2003などを搭載し、価格は同243,600円。

 ローエンドモデルの「2371-B4J」はCPUに超低電圧版Pentium M 733(1.10GHz)、メモリ256MB(最大1,280MB)、HDD 20GBなどを搭載し、価格は同174,300円。

 そのほかの主な仕様は共通で、1,024×768ドット(XGA)対応12.1型液晶、チップセットにIntel 855GME(ビデオ機能内蔵)を搭載。

 インターフェイスは、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、Type2 PCカードスロット×1など。

 バッテリはリチウムイオンバッテリで、JEITA 1.0測定法による駆動時間は約3時間。本体サイズは268×211×20.6~26.9mm(同)、重量は1.23kg(2371-B4J)。

□製品情報
http://www-6.ibm.com/jp/pc/thinkpad/tpx40/tpx40a.shtml

●ThinkPad X32

ThinkPad X32

 「ThinkPad X32」は、前モデルに当たるThinkPad X31から、別売の拡張バッテリと合わせての駆動時間を1時間延長し、最大11時間の駆動時間を実現したという。

 最上位モデルの「2672-M9J」はCPUにPentium M 745(1.80GHz)、メモリ512MB(最大2GB)、HDD 80GB(2.5インチ)、IEEE802.11a/b/g無線LAN、Office Personal Edition 2003などを搭載し、価格は同241,500円。

 ローエンドモデルの「2672-ATJ」はCPUにPentium M 725(1.60GHz)、メモリ256MB(最大2GB)、HDD 40GBなどを搭載し、価格は同173,250円。

 このほか、CPU/メモリ/HDD容量の違いやOfficeの有無などで計9モデルが用意される。

 そのほかの主な仕様は共通で、1,024×768ドット(XGA)対応12.1型液晶、チップセットにIntel 855PM、GPUにMOBILITY RADEON(AGP 4x)を搭載。

 インターフェイスは、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、Type2 PCカードスロット×1、CF Type2スロット×1など。

 バッテリはリチウムイオンバッテリで、RoHS(特定有害物質使用制限)に対応する。駆動時間は約5.7時間。本体サイズは273×223×24.9~30.2mm(同)、重量は1.64kg。

□製品情報
http://www-6.ibm.com/jp/pc/thinkpad/tpx32/tpx32a.shtml

□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.com/jp/
□ニュースリリース
http://www-6.ibm.com/jp/press/20050419001.html
□関連記事
【2004年12月2日】日本IBM、「ThinkPad X31」シリーズを一新
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1202/ibm.htm
【2004年10月6日】日本IBM、Dothanコアを搭載した「ThinkPad X40」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1026/ibm1.htm

(2005年4月19日)

[Reported by ishid-to@impress.co.jp]

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