|
富士通、32型液晶搭載一体型PCなど夏モデル発表
|
TX90L/D |
液晶一体型PCとして現時点で最大サイズの1,360×768ドット表示対応32型低反射ハイビジョン液晶を搭載するデスクトップPC。4月29日より発売される。OSはWindows XP Home Edition。
店頭予想価格は、地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル放送/地上アナログの録画に対応する上位モデル「TX90L/D」が40万円前後、地上アナログ放送のみに対応する「TX70L」が34万円前後の見込み。
TX90L/Dでは、富士通が独自に開発したセキュアLSIを搭載。セキュアLSIはARIB(電波産業会)の規格に準じており、HDDへの記録や再生時にデータの暗号/複合化が実行される。このため、HD画質を維持したまま、PCでの録画を可能とした。録画したコンテンツは本機以外では再生できない。
また、ハイブリッド高画質化テクノロジー「Dixel(ディクセル)」を採用。TVチューナやTV視聴ソフト、液晶回路など、各回路ごとに高画質化技術を組み込むことで、総合的な画質向上を実現したという。
主な仕様は、TX90L/Dが、Pentium 4 530J(3GHz)、HDD 500GB(250GB×2)を搭載。TX70LはPentium 4 515J(2.93GHz)、HDD 400GB(200GB×2)を搭載する。
そのほかの仕様はほぼ共通で、512MBメモリ(最大1GB)、Intel 915GVチップセット(ビデオ機能内蔵)、DL対応DVDスーパーマルチドライブなど。
インターフェイスはType2 PCカードスロット×2、SDカード/メモリースティック/xDピクチャーカード対応スロット、Ethernet、USB 2.0×6、IEEE 1394×1(4ピン)、コンポジット入力端子×2、Sビデオ入力×2、D4入力端子×1、S/PIDF出力(角形)などを備える。
本体サイズはともに944×290×644mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約41kg。
●DESKPOWER LX
LX90L/D |
液晶一体型PC「DESKPOWER LX」シリーズは、新たに20型ワイド液晶搭載モデルを用意。上位モデルは「TX90L/D」と同様に、地上デジタル放送の録画にも対応する。OSはWindows XP Home Edition。
上位モデル「LX90L/D」は、4月29日より発売され、店頭予想価格は29万円前後の見込み。1,360×768ドット表示対応20型スーパーファインVX液晶、Pentium 4 530J(3GHz)、HDD 300GB、地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル放送/地上アナログチューナなどを搭載。
中位モデル「LX70L」は、4月23日より発売され、店頭予想価格は22万円強の見込み。LX90L/Dからデジタル放送用チューナを外し、CPUをCeleron D 340J(2.93GHz)に変更したモデル。
下位モデル「LX50L」は、4月23日より発売され、店頭予想価格は19万円強の見込み。LX70Lから、ディスプレイを1,280×1,024ドット表示対応17型スーパーファインVX液晶に変更、HDDを250GBとしたモデル。
そのほかの仕様はほぼ共通で、512MBメモリ(最大1GB)、Intel 915GVチップセット(ビデオ機能内蔵)、DL対応DVDスーパーマルチドライブなど。
インターフェイスはType2 PCカードスロット×2、SDカード/メモリースティック/xDピクチャーカード対応スロット、Ethernet、USB 2.0×6、IEEE 1394×1(4ピン)、コンポジット入力端子×1、Sビデオ入力×1、S/PIDF出力(角形)などを備える。
本体サイズは、20型液晶モデルが622×270×430mm(同)、重量約18kg。17型液晶モデルが530×270×448mm(同)、重量約16.5kg。
●DESKPOWER H
H70L9V |
横置き型デスクトップPC「DESKPOWER H」シリーズは2モデルが用意され、4月23日より発売される。OSはWindows XP Home Edition。
新たにプラチナムシルバーをベースとした新筐体色を採用したほか、ワイヤレスのキーボード/マウスが付属する。
上位モデル「H70L9V」は、アナログTVチューナ内蔵の1,280×1,024(SXGA)ドット表示対応19型スーパーファインVX液晶、500GB HDD(250×2)を搭載。店頭予想価格は29万円前後の見込み。
下位モデル「H70L9V」はアナログTVチューナ内蔵の1,280×1,024(SXGA)ドット表示対応17型スーパーファインVX液晶、400GB HDD(200×2)を搭載する。店頭予想価格は25万円前後の見込み。
そのほかの仕様はほぼ共通で、CPUにAthlon 64 3200+(2GHz)、512MBメモリ(最大1GB)、RADEON XPRESS 200(ビデオ機能内蔵)チップセット、DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。
インターフェイスはType2 PCカードスロット×2、SDカード/メモリースティック/xDピクチャーカード対応スロット、Gigabit Ethernet、USB 2.0×6、IEEE 1394×1(4ピン)、コンポジット入力端子×2、Sビデオ入力×2、S/PIDF出力(角形)などを備える。
本体サイズは446×410×102mm(同、横置き時)、重量は約12kg。
●DESKPOWER CE
CE75L9/F |
省スペースデスクトップPC「DESKPOWER CE」シリーズは、新たにSempron 3300+を採用したモデルがラインナップされたほか、全機種でハードウェアエンコードTVチューナを内蔵した。
ラインナップは、CPUにPentium 4 640(3.20GHz)を採用する「CE75L9/F」、Pentium 4 540(3.20GHz)を採用する「CE70L9」、「CE70L7」、Sempron 3300+(2.2GHz)を採用する「CE50L9」、「CE50L7/S」、「CE50L7」、「CE50L5」の計7モデルが発売される。
OSはCE75L9/FのみWindows XP Professional。そのほかのモデルはすべてWindows XP Home Edition(SP2)を搭載する。
店頭予想価格は、CE75L9/Fが40万円前後、CE70L9が26万円強、CE70L7が23万円強、CE50L9が22万円強、CE50L7/Sが25万円前後、CE50L7が20万円前後、CE50L5が17万円前後の見込み。
最上位モデル「CE75L9/F」の主な仕様は、Intel 915GVチップセット(ビデオ機能内蔵)、HDD 300GB、メモリ512MB(最大1GB)、DL対応DVDスーパーマルチドライブなどを搭載。TVチューナ内蔵19型液晶が付属する。
インターフェイスはType2 PCカードスロット×1、Ethernet、USB 2.0×6、IEEE 1394×1(4ピン)、S/PIDF出力(角形)などを備える。
CE75L9/Fの本体サイズは99×381×379mm(同、設置台含まず)、重量は約10.5kg。
□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/04/19-1.html
□製品情報
http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0504/deskpower/
□関連記事
【1月5日】富士通、DESKPOWERシリーズを一新
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0105/fujitsu1.htm
(2005年4月19日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]