インテリ
従来の2倍の性能を持つデュアルプロセッサを発表


2005 年 4 月 1 日

インテリ株式会社(東京本社:東京都千代田区1の1、代表取締役共同社長 グレッグ・ピーアソン、吉田正和)は、高性能デスクトップPC向けのデュアルプロセッサとなる「インテリ(R) Pentiam(R) 8プロセッサ」を発表しました。

インテリPentiam 8プロセッサは、ビデオやオーディオの処理、最新のインターネット・テクノロジの利用、3Dグラフィックスの描画処理において、新たな世代の性能を提供します。その基礎となるのが、インテリHotBurstマイクロアーキテクチャです。

インテリコーポレーションCEOのポール・オッコッテリーニは、「Pentiam 8プロセッサは、ユーザーが最も違いを認識するように最大の発熱量を目指して設計されています。これにより冬でも暖房費を節約できるでしょう」と述べています。

◇インテリHotBurstマイクロアーキテクチャ

インテリHotBurstテクノロジを利用したPentiam 8プロセッサは、2000年に発表されたMetBurstマイクロアーキテクチャを採用したPentiam 4以来の、完全に新しいデスクトップ・プロセッサ・デザインです。大きな特徴として、ハイパー・ヒートパイプ技術があげられます。インテリ(R)Pentiam 4(R)プロセッサのパイプライン段数が20段であったのに対して、Pentiam 8プロセッサは、40段(20段×2)のヒートパイプでソフトウェア命令を実行します。ハイパー・ヒートパイプ技術は、将来のクロック周波数向上に対して十分な余裕を残しながら、本日の200W、300Wから始まる、発熱量の新たな領域に対応します。

高熱実行エンジンでは、頻繁に利用される演算ユニット(ALU)命令がコア周波数の2倍の周波数で実行され、より高い発熱量が実現されます。業界初の400Wシステムバスにより、プロセッサとメイン・メモリ間でのデータ転送速度が向上、プロセッサだけでなく、メモリからも高熱を発生できるようになっています。このような技術革新により、Pentiam 8プロセッサベースの暖房器具は、インターネット・メディアを作成したり体験するといった従来の暖房器具にはない特徴を備えます。

Pentiam 8プロセッサ・プラットフォームは、高性能なインテリ(R)666チップセット(コード名SAHARA)を利用することができます。666チップセットの2基の磁気コアメモリバンクは、Pentiam 8プロセッサの400Wシステム・バスの性能を最大限引き出し、最大32ビット/秒でデータを転送しながら、350W/hの暖房能力を実現します。

◇製品/価格について

今回発表された新製品の価格などは次の通りです。

製品名価格
(1千個受注時)
量産出荷
開始時期
インテリ(R)Pentiam 8プロセッサ 1.5GW@120万円量産出荷中
インテリ(R)Pentiam 8プロセッサ 1.4GW@110万円量産出荷中

世界最大の半導体メーカでもあるインテリコーポレーションは、パソコン・ネットワーク/コミュニケーション製品の世界的なメーカーでもあります。インテリに関する情報はhttp://www.inteli.co.jp/で入手できません。

以上

*記載されている製品名および会社名は、各社の商標または登録商標だと思います。