東芝に3億8,000万ドルの損害賠償命令 ~Lexarのフラッシュメモリ技術盗用訴訟
米Lexar Mediaは23日(現地時間)、カリフォルニア州サンタクララ郡高等裁判所が、企業
秘密の盗用などで東芝株式会社およびToshiba America Electronic Components(TAEC)に対し、3億8,000万ドル以上の損害賠償支払いを命じる裁決を下したと発表した。
Lexarは、東芝とTAECがLexarの持つNAND型フラッシュメモリの技術を獲得するためLexarと提携し、その後、Sandiskと提携して利益をあげたと主張、これが認められた。
東芝の弁護側は、争点となった技術は東芝が独自に開発したと主張してきたが、陪審は認めず、フラッシュメモリ開発にはLexarの技術が大きく貢献したと判断した。
□Lexar Mediaのホームページ(英文)
http://www.lexar.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.lexar.com/newsroom/press/press_03_23_05.html
□東芝のホームページ
(3月24日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.toshiba.co.jp/
□TAECのホームページ(英文)
(3月24日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.toshiba.com/taec/
□関連記事
【'99年10月8日】東芝と米SanDisk、大容量フラッシュメモリの開発と製造で提携
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991008/toshiba.htm
(2005年3月24日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]
PC Watch編集部
pc-watch-info@impress.co.jp
お問い合わせに対して、個別にご回答はいたしません。
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company.All rights reserved.
|