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松下、エネルギー密度600Wh/Lのリチウムイオン電池3月3日 発表 松下電池工業株式会社は3日、エネルギー密度600Wh/Lのリチウムイオン電池を開発したと発表した。10月から生産開始する予定。 電池の正極に、ニッケル酸化物を主体にコバルトやアルミニウムなどを固溶した複合酸化物からなるニッケル酸を採用。正極にコバルト酸を使用していた従来品に比べて約15%の高エネルギー密度化を実現したという。充電電圧は4.2Vで、従来製品と同じで互換性を持つ。 従来、ニッケル酸正極は電解液と反応してガスを発生するなどの問題があったが、ナノコート処理を正極に施すとともに、電解液を改良し、正極との反応を抑制した。 同社は今後、この技術を採用した角形電池および円筒形電池をノートPCや携帯電話などの製品に搭載していく予定。 □松下電池工業のホームページ (2005年3月3日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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