2月16日発表

　日本電産株式会社は16日、HDDのモータに利用される流体動圧軸受(FDB)技術に関する特許侵害で、日本ビクター株式会社らを米国カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提訴したと発表した。

　リリースによると、日本ビクター株式会社、JVC Componentsおよびその販売代理人となる株式会社アジリス、Agilis Technologyの4社が、米国特許第5,667,309号、第6,554,476号、第6,343,877号、第6,793,394号を侵害したというもの。

　日本電産は、ビクターによる米国内での対象技術を利用したモータおよびHDDの販売/流通/輸入の停止を目的とし、通常の損害賠償のほか、米国特許法で認められる3倍賠償および弁護士費用の請求を行なうという。

□日本電産のホームページ
http://www.nidec.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.nidec.co.jp/news/newsdata/2005/20050216-001.pdf
□日本ビクターのホームページ
(2月17日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.victor.co.jp/
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(2005年2月17日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]