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富士通、液晶ディスプレイ製造装置事業を営業譲渡2月7日 発表 富士通株式会社は7日、100%出資の子会社・富士通ヴィエルエスアイ(VLSI)株式会社の液晶を含むディスプレイ製造装置事業に関して、株式会社アルバックに営業譲渡することで基本合意したと発表した。2月末日に営業譲渡契約を締結し、4月1日に営業譲渡を実施する予定。 譲渡の対象となるのは、富士通VLSI 設備事業部の液晶滴下注入装置、エッチング/アッシング装置、PDP点灯試験装置などに関わる開発、製造、販売事業で、従業員も含まれる。 富士通VLSIは、半導体回路の設計/開発事業や、液晶関連装置を主力とした製造装置事業を中心に行なってきた。しかし、液晶を含むディスプレイ関連事業は市場競争が激化する中、まだ技術的には変革期であるため、競争力を維持するのに多額の投資が必要で、富士通と富士通VLSIは、設備装置専業メーカーへ営業譲渡するのが最良と判断した。今後、富士通VLSIは半導体回路の設計/開発事業に特化する。 アルバックは真空技術を中心として広範囲に事業を展開しており、特に液晶ディスプレイをはじめとするフラットパネルディスプレイ製造装置事業に注力している。今回の契約により、商品ラインナップを充実させ、既存装置とのシナジー効果による同事業の強化、拡大を狙う。 □富士通のホームページ (2005年2月7日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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