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三菱、DVD±R DL 16倍速書き込み用半導体レーザー1月18日 発表 連絡先:半導体・デバイス第二事業部 三菱電機株式会社は18日、DVD±R DL 16倍速用赤色半導体レーザー「ML1XX27」シリーズの開発を完了したと発表した。2月16日よりサンプル出荷を開始し、6月より量産を開始する。 現在、DVD±R 1層書き込みでは250mWのレーザー定格光出力により16倍速が実現しているが、2層では4~6倍速が最高となっている。 半導体レーザーの光出射端面を工夫し、レーザー光が端面で吸収されないようにした独自の「側面窓構造」を採用。この構造は端面での光吸収で生じた発熱による結晶破壊(瞬時的端面破壊現象)を避け、より大きな光出力を得ることが可能という。 また、半導体レーザー構造の一種で、光導波路(レーザー光の通り道)での光損失を小さくする「リッジ導波路」の加工精度を、ドライエッチング技術により向上させた。 半導体レーザーの光出力-動作電流における非直線性(キンク特性)の改善を図るため、レーザー光を発生させる共振器の構造を従来製品より長くし、放熱性を向上。動作保証温度は摂氏75度。 これらの技術を用いて、DVD±R 2層での16倍速書き込みに必要とされる350mWのレーザー定格光出力を実現させたという。 □三菱電機のホームページ (2005年1月19日) [Reported by ishid-to@impress.co.jp]
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