PX-716A/JP

12月22日 公開

　プレクスター株式会社は22日、DVD±R/RWドライブ「PX-716A」のファームウェアを公開した。公開されたのは、DVD-R DLに対応するベータ版と、DVD-Rの一部メディアの記録性能とCDメディアの読み出し性能を向上させた「Ver. 1.03」の2バージョン。

　DVD-R DL対応ファームウェアは、同社の検証により試作品のDVD-R DLメディアにディスクアットワンスでの書き込みを確認しているが、ベータ版のため書き込みだけでなく、その他の動作の保証もできないとしている。また、制限事項として、DVDについての「SecureRecording」、「GigaRec」、「VariRec」の機能が利用できなくなる。

　なお、DVD-R DL対応ファームウェア正式版の公開は、規格策定のスケジュールが遅れているため、2005年1月中旬の公開予定としている。

　PX-716Aは、業界初のDVD-R DL対応予定ドライブとして12月に発売されたDVD±R/RWドライブ。発表時は、DVD-R DL対応ファームウェアを12月公開予定としていた。

□プレクスターのホームページ
http://plextor.jp/
□ダウンロードページ
http://plextor.jp/download/firmware/px716beta.html (DVD-R DL対応ベータ版)
http://plextor.jp/download/internal.html (Ver.1.03)
□関連記事
【9月27日】プレクスター、16倍速±R/8倍速+RWのDVDドライブ
～DVD-R DLも新ファームウェアで対応予定
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0927/plextor.htm

(2004年12月22日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]