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ラオックス、サービス強化したザ・コンピュータ館が始動10月22日 10月22日、ラオックス ザ・コンピュータ館がリニューアルオープンした。 開店の目玉となる台数限定の特価品は、今回初めて先着順ではなく抽選形式を採用したため、前日から泊まり込みで並んだのは1人だったが、各フロアごとに特価製品が用意されていたこともあって、10時の開店時には約30人が行列した。抽選券もトータルで200枚が配布され、抽選を行なった11時には多くの人が集まる賑わいとなった。 今回のリニューアルにあたって木村勝寛店長は、「物販としての機能強化だけではなく、サポート、サービスの強化をはかった。例えば、5階に設けたウイルスクリニックは、シマンテック、トレンドマイクロの2社の協力を得ながら、ウイルス対策相談を受けて、ひとつのサービスとして一本立ちできるようなコーナーとしていくことを目指す」とサービス面での強化を強調した。
1階の入り口付近に新設された売れ筋商品を紹介する「ザ・コン トレンド」についても、「単に売れ筋商品のランキング紹介なら、すでに多くの媒体等で行なわれている。このコーナーでは、例えばマウスの中で、『掌サイズ』に限定して売れ筋商品を紹介するなど、独自の切り口で商品を紹介し、お客様と新しい商品の出会いの場として活用していきたい」という。 開店時には健康に役立つソフトとして、目の疲れを癒す「目がホリデー」(ソースネクスト)、「パソコンながら運動」(メディアヴィジョン)など、通常のパソコンショップの展示で紹介されることが少ない商品も紹介。 「お客様に新しいパソコンの使い方をアピールするという意味では、店舗がやるべき仕事はまだまだある。例えば、企業を定年退職された後でパソコンを使えば、現役の頃に楽しんだ麻雀がオンラインで楽しめたり、インターネットを使えば安価に旅館やホテルの予約ができるといったパソコンならではの楽しみがあることを、知らない人もまだまだ多い。メーカーなどとの協力によって、これまでパソコンを使っていなかった層に新たなパソコンの楽しみ方を提案したい」(木村店長)
新たなサービスの目玉のひとつ「コンシェルジュ」は、当初は1階にコーナーを設ける予定だったものの、コーナーを設けずに対応することとなった。担当する原島和敏副店長は、「新たなサービスといっても、これまで行なってきたことの延長ともいえる。今回、正式なサービスとして立ち上げたことで精度をあげ、システム化した業務として展開し、さらに顧客満足度の向上をはかりたい」と話している。 顧客からの相談は、「専門的な相談も多いので、各フロアの最適なスタッフをアサインし、店頭以外の話題については秋葉原振興会の地図を用意し、備えている」という。 また、今回ラオックスと提携し、5階にコーナーをもったビジュアルテクノロジーでは、秋葉原のユーザー層にあわせて、パソコン4台を並べてクラスタマシンとして活用する「VT PC Cluster」提案を行ない、AMD社製64bit CPU「Opteron」を8個搭載した「VT64 Opteron Server 8000」のマザーボードを展示している。 パソコンでクラスタマシンを構成したのは、「当社はハードメーカーではあるが、ソフトの技術ももっている。用途や予算に応じた提案ができる」ことをアピールすることが狙い。サンプル構成としては、最も安価な構成で110万円からと、かなり低価格にクラスタマシンを構成できる。 ビジュアルテクノロジーではデモを見に来た人にアンケートをとっているが、「学生の人も多く、予想外の反響」だという。今後は同社のユーザーを秋葉原に誘導し、商品を見てもらうことも計画しており、「2005年に完成する秋葉原再開発によって、当社のビジネスにもプラス効果が期待できる。すぐに立ち上がるビジネス以上に、将来のビジネスを見込んでの出店」だとしている。
□ラオックスのホームページ (2004年10月22日) [Reported by 三浦優子]
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