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AMD、2004年第3四半期は4,400万ドルの黒字
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好調だったAMD64シリーズ |
10月7日(現地時間) 発表
米AMDは7日(現地時間)、2004年第3四半期(9月26日締め)の決算を発表した。これによると、売上高は12億3,900万ドル、純利益は4,400万ドル、1株あたり利益は0.12ドルとなった。
売上高は、前年同期の9億5,400万ドルから30%増、過去最高の売上高を記録した直前期(2004年第2四半期)から2%減となった。損益は、前年同期が3,100万ドルの赤字だったが黒字へ転換させた。これでAMDは、2003年第4四半期から4期連続で黒字を続けている。
好調の要因として同社は、Athlon 64/OpteronをはじめとするCPU部門の好調、メモリの製造プロセス移行による粗利益の改善を挙げている。
事業別では、CPUなどを担当するコンピュテーション製品グループは、売上高が6億7,300万ドル、営業利益が8,900万ドル。そのうち、「AMD64シリーズ」の出荷数が直前の第2四半期からほぼ倍増し、売上高の3分の1以上を計上した。AMDは今期、Athlon 64シリーズの価格改定を行ない、新ブランドCPU「Sempron」を投入。データ実行保護機能を搭載したWindows XP Service Pack 2もリリースされ、それらを反映した形となった。また、90nmプロセス製品の売り上げへの計上も予定通り達成された。
フラッシュメモリなどを担当するメモリ・グループの売上高は5億3,800万ドル、営業利益は1,500万ドル。直前期の売上高6億7,300万ドル、営業利益4,500万ドルから減少となったが、0.11μmプロセスへの移行とコスト管理によって黒字を維持したとしている。
□AMDのホームページ(英文)
http://www.amd.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~90923,00.html
□ニュースリリース(和文)
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~90925,00.html
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【7月15日】AMD、2004年第2四半期決算は3期連続の黒字
~CPU/フラッシュメモリ好調で売上高は過去最高
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0715/amd.htm
(2004年10月8日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]