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リコー、28~135mmズーム搭載「Caplio R1」
~新画像エンジンで画質も向上

シルバー

9月3日 発売

価格:オープンプライス

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ブラック

 株式会社リコーは、28~135mm(35mm換算)の4.8倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジカメ「Caplio R1」を9月3日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は42,000円前後。

 自社開発の「Retracting LENS System」により、レンズ収納時に一部のレンズを振り子のようにスイングさせて鏡胴外に逃がすことで、高倍率ズームを搭載しながらボディを25mm厚に押さえた。レンズのF値はF3.3-4.8。構成は7群9枚。

 また、新開発の「Smooth Imaging Engine」の搭載により、階調表現と色再現性が改善されたほか、SDメモリーカードへの書き込みも4bit単位となり高速化されている。

 CCDは1/2.5インチ原色フィルタで、有効400万画素。記録解像度は静止画が2,304×1,728/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。動画が320×240/160×120ピクセル。ISO感度は64/100/200/400/800/AUTO。

 ボディは100.2×25×55mm(幅×奥行き×高さ)と、従来のRXよりも一回り小さく薄い。重量は約150g(本体のみ)。

左からシルバー起動時、収納時、背面
ブラックボディでは、起動時のグリップスイッチの位置が変わっていることがよくわかる

 ボディの前面と背面はアルミ製のカバーで覆われる。ボディカラーはシルバーとブラックの2色。ボディ上面はシャッターボタンのみが配されるなど、シンプルでクリーンなデザインとなっている。

 また、撮影時の起動スイッチはグリップ部分がスライドスイッチを兼ねており、背面に用意された再生専用のスイッチと分けることで、撮影と再生を直接選んで起動できるようになった。

 起動時間は約0.8秒、撮影間隔は約0.9秒。レリーズタイムラグは半押しで約0.003秒、一気押しで約0.05秒とさらに短縮されている。

 RXの特徴であった、外部AFセンサーとCCDオートフォーカスの組み合わせによるハイブリッドオートフォーカスシステム、1cmマクロ、マクロ撮影時のAFターゲット移動などの機能も継承された。

 また、電源は単三アルカリ電池2本、別売の専用リチウムイオン電池、AC電源の3電源が使用できる。専用リチウムイオン電池は形状が変更され、逆方向には差し込めないように改善された。

 CIPA規格による撮影可能枚数は単三アルカリ使用時で約200枚、専用リチウムイオン電池使用時で約500枚となっている。

 記録メディアはSDメモリーカードとMMC、本体に12MBのフラッシュメモリーも内蔵している。

 ファインダーは光学ファインダーと1.8型11万画素TFT液晶の組み合わせ。

Retracting LENS System

□リコーのホームページ
http://www.ricoh.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/digital_camera/2004/0819.html
□製品情報
http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r1/

(2004年8月19日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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