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CIPA、国内デジカメ出荷は横ばい、海外は伸展

8月3日


 有限責任中間法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2004年上期のデジタルカメラ生産出荷実績を発表した。

 これによると出荷台数は、前年同期比57.3%増の2,647万台。出荷金額は前年同期比37%増の7,053億5,518万円。うち、海外向けが台数で前年同期比72.6%増、金額で47.3%増と伸張を続けているのに対し、国内向け台数は前年同期比4.4%増、金額は0.3%増とほぼ横ばい。国内市場の成熟にともなう鈍化と、海外での旺盛な伸張傾向が顕著に表れた。

 2004年6月単月では、海外向けは台数が48.2%増、金額が20.1%増なのに対し、国内向け前年同月比では台数が12.6%減、金額が14.5%減と大きく前年を割り込んだ。

 また、2003年上期の対2002年上期比較では、海外向けが台数で103.7%増、金額で83.7%増となっており、海外向けでも伸び率の低下傾向が認められる。

 画素数別の出荷台数の前年同期比では、300万画素未満が39.1%減、300万画素以上400万画素未満が20.1%増、400万画素以上500万画素未満が186.2%増、500万画素以上が213%増。400万画素以上での伸び率が大きく、高画素化が進んでいることがわかる。

□CIPAのホームページ
http://www.cipa.jp/
□2004年6月のデジタルカメラ生産出荷実績表(PDF)
http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200406.pdf

(2004年8月3日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]


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