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カシオ、世界初の透過性セラミックスレンズを開発
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8月2日発表
カシオ計算機株式会社は2日、世界初の透過性セラミックスを用いたレンズを開発したと発表した。
村田製作所が開発した透過性セラミックス「ルミセラ」を用いたレンズ。ルミセラは、光学ガラスと同等の透過率を持ちつつ、光学ガラス(nD=1.5~1.85)より高い屈折率(nD=2.08)を実現。また、強度も優れているという。
カシオは、短波長の光の透過率向上、気泡の除去など、デジタルカメラ用光学レンズに適した素材改善の提案を行なうとともに、研磨方法の確立、高屈折率に対応したコーティングなどにより精度の高いセラミックスレンズを開発した。
同社では、同レンズを組み込むことで、ズームレンズを約20%薄型でき、スリムコンパクトデジタルカメラの一層の薄型化が実現できるとしている。
ルミセラ | レンズ構成イメージ |
□カシオ計算機株のホームページ
http://www.casio.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2004/ceramic_lens.html
(2004年8月2日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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