7月26日(現地時間)発表

　米AMDは26日(現地時間)、同社デスクトップ向けプロセッサの価格を改定した。

　今回の価格表から一部表記方法が変更され、デスクトップ向けプロセッサの価格は1,000個ロット時のOEM向け価格ではなく、同社がPIB(Processor-In-a-Box)と呼ぶいわゆるパッケージ版の価格が表記されるようになった。

　パッケージ版は、CPUファンや保証などの価格が含まれるため、一部モデルは表示上値上げの形となった。したがって、今回の価格変動幅は参考としてとらえていただきたい。

　サーバー/ワークステーション/モバイル向けは従来通りOEM向け価格での表記で、今回価格は変更されていない。

　Athlon 64は全モデルが値下げ。最上位の3800+の値下げ幅は10.7%と低めだが、3700+/3500+/3400+の3モデルは30%前後と大きく値下げされた。Athlon 64 FX-53は3.5%の値上げとなった。

　Athlo XPは3200+が若干の値下げ、3000+が若干の値上がりで、2800+は28.2%値上げされた。なお、今回の価格表より2700+以下のモデルは価格表から削除され、製造中止になるものと思われる。

□AMDのホームページ(英文)
http://www.amd.com/
□Processor Pricing(英文)
http://www.amd.com/t3pricing

(2004年7月26日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]