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デジカメは、総カメラ生産量の73.5%を占有
~購入者は30歳代が最多

頒布価格:4,000円(送料別)



 有限責任中間法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)は、「平成16年度 日本のカメラ産業(CIPA REPORT 2004)」を発売した。頒布価格は4,000円(送料別)。書店では扱われておらず、直接頒布される。

 このレポートはカメラ関係品目の統計ハンドブックを目指して制作されており、2003年度までのカメラに関する各種統計数値がコンパクトにまとめられている。また、データはCD-ROMでも付属する。

 今回のレポートのハイライトは、デジカメの急速な普及ぶりだ。

 生産数量では、2003年度の総生産台数5,901万台のうち、デジカメは73.5%を占めた。一昨年までトップだった35mmコンパクトは21.1%まで下がっている。35mm一眼レフは3.9%、APSが1.3%と続く。

 出荷数量でも、ほぼ同様の傾向だが、とくに国内出荷数量ではデジカメが88%、35mmコンパクトが7.8%と、デジカメの強さが際だっている。

 デジカメの画素数別の区分では、300万画素が50.6%、400万画素が19.1%、200万画素が16.6%で、前年に比べ、高画素化が進んだ。

 また、デジカメ購入者の年齢別構成比では、31.6%が30歳代、24.0%が40歳代、16.5%が20歳代と、20~40歳代が中心となっている。これは、銀塩カメラの購入者の構成比が60歳代38.3%、30歳代20.8%、40歳代18.3%と高齢層の比重が高いのと対照的な結果となっている。

□CIPAのホームページ
http://www.cipa.jp/
□製品情報
http://www.cipa.jp/book/cipa_report_h16.html
□関連記事
【1月28日】CIPA、2003年デジカメ出荷数は4千万台、前年比77%増
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0128/cipa.htm

(2004年6月11日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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