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ソニー、吹き抜け式新筐体/2層記録式DVD採用の「VAIO type R」
5月29日より順次発売 価格:オープンプライス 連絡先:バイオカタログセンター ソニーは、吹き抜け式の新筐体を採用したハイエンドデスクトップPC「VAIO type R」3シリーズ6モデルを5月29日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。 VAIO type Rは、冷却性能と静音性を追求した新設計の筐体とヒートパイプ式CPUヒートシンクを採用したハイエンドデスクトップPC。 本製品の筐体は、光学ドライブが収納される上部と、そのほかのパーツが収納される下部に分離された構成となっており、その間は、側面が完全な吹き抜けとなった通風口が設けられる。 CPUヒートシンクから伸びるヒートパイプは、本体上部後方に設置されたラジエータにつながっており、吹き抜け部から吸気した外気をそのまま背面へ排気する仕組み。これにより、CPUから発生する熱の影響が筐体内部に及ぶことを防げる。同社では、水冷並みの冷却効率としている。
また、吹き抜け部は、指をかけて本体を持ち上げることができるほか、指一本で側面のカバーを開けられるなど、メンテナンス性も配慮されている。 システム構成面では、全モデルでDVD+R 2層記録に対応したDVD±R/RWドライブと、ハードウェアMPEG-2エンコーダ付きTVチューナを搭載。下位モデルでは「Premiere Standard」を、上位モデルでは「Premiere Pro」と、キーボードと同一デザインのジョグコントローラが付属するなど、映像編集を強く意識した構成となっている。 最上位となる「VGC-RA70P」は、メモリ1GB(DDR2-533 512MB×2)、シリアルATA HDD 500GB(250GB×2、RAID 0)、セカンドDVD-ROMドライブ、DV・アナログ変換機能、FDD、Intel High Definition Audio、Windows XP Professionalを搭載。CPU、ビデオカード、チップセットは非公開。発売は今夏、店頭予想価格は420,000円前後。 中位の「VGC-RA60」は、メモリ512MB(DDR2-533 256MB×2)、シリアルATA HDD 250GB、セカンドDVD-ROMドライブ、DV・アナログ変換機能、FDD、Intel High Definition Audio、Windows XP Home Editionを搭載。CPU、ビデオカード、チップセットは非公開。発売は今夏、店頭予想価格は305,000円前後。 最下位の「VGC-RA50」は、Pentium 4 3.20E GHz、メモリ512MB(DDR400 256MB×2)、Ultra ATA/100 HDD 200GB、GeForce FX 5200、Intel 865PEチップセットFDD、AC'97 Audio、Windows XP Home Editionを搭載。発売は5月29日、店頭予想価格は210,000円前後。 各機種とも、液晶ディスプレイがセットになったモデルも用意される。セットとなるディスプレイは、VGC-RA70Pのみ19型で他機種は17型。 インターフェイスの仕様はほぼ共通で、USB 2.0×7、IEEE 1394×2(6ピン、4ピン各1)、Gigabit Ethernet、メモリースティック/Duo PROスロット、Type2 CFスロット、xd-Picture Cardスロット、SDカード/MMC兼用スロット、Type2 PCカードスロット、S/PDIF出力、パラレルポート、D-Sub15ピン、DVIなどを装備。 本体サイズは約188×402×410mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約14.5~16kg。5W+5Wのステレオスピーカ、リモコンなどが付属する。 □ソニーホームページ (2004年5月10日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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