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三洋、15分で充電可能なニッケル水素電池を秋に製品化4月28日発表 三洋電機株式会社は28日、米Rayovacと15分以内で急速充電可能なニッケル水素電池を共同開発することを発表した。 共同開発の内容は、約15分もしくはそれ以内で満充電可能なニッケル水素電池の開発、高容量かつ約15分で満充電可能な市販用の単三型ニッケル水素電池の開発、電動工具やバックアップ市場への急速充電システムの導入検討の3つ。 約15分以内という急速充電を実現するため、Rayovacが開発した急速充電システム「I-C3システム(In-Cell-Charge-Control system)」を利用する。 I-C3システムは、個々の電池に内蔵した圧力制御機構を用いた充電制御を行なうことで、約15分での満充電(定格容量に対して80%以上の放電が可能な充電状態)を実現する技術。 三洋が培ってきた充電池の開発、高容量化、生産の技術とI-C3システムを融合させ、市販用充電池市場の拡大と新たな市場の創造を狙う。 2004年秋に、I-C3システムを使用した単三型ニッケル水素電池と対応充電器の販売を予定。三洋が電池の製造、日本・アジアの市販およびカメラメーカーなどへのOEM販売を行ない、Rayovacが欧米の市販市場への販売を行なう。なお、従来タイプの高容量ニッケル水素電池も、開発・販売を継続する。 □三洋電機のホームページ (2004年4月28日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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