西川和久の不定期コラム
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今回はPanasonic DMC-LC1の登場だ。マニュアル機能の充実、35mmフィルム換算28mmからの光学3.2倍ズームやライカとのコラボレーションなど、かなり意欲的なデジタルカメラに仕上がっている。同社のデジカメは久々に触るので、どんな感じか興味津々。 |
仕様の詳細はメーカーの製品情報をご覧頂きたいが、大雑把なところでは、有効500万画素2/3インチ原色CCD搭載、35mmフィルム換算28-90mm/F2.0(W)-F2.4(T)の明るい光学3.2倍ズーム、メモリはSDメモリーカード、専用バッテリといった感じだ。特に注目したいのは“大きく明るいレンズ”と“絞りリングやシャッターダイアルなどマニュアル操作の充実ぶり”だ。見た感じもクラッシクな雰囲気で筆者の好み。高級感のあるボディは少し重たいもののバランスは良い。ただもう少しボディは薄くなった方がいいだろうか。 |
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●マニュアル操作は充実 前半は午前中とは言え、かなり暗かったので上の3枚は大きな丸レフを1枚使い、銀側で可能な限り光を作って撮影した。その関係もあり、全身のカットは光不足でうまく撮れなかったため掲載していない。下の3枚は後半同様、非常に小さい丸レフ1枚だけを使用した。 後半の写真はごく小さい丸レフを使って撮影した。最高気温7度でこの格好はかなり辛そう。しかも今にも雨になりそうな雰囲気。午後になりどんどん暗く、そして寒くなってきたのでとにかく急いでシャッターを切った。PHOTO-5に関しては少し失敗して画像が暗かったのでPhotoshopでそれなりに明るくした関係上ノイズが目立ってしまった。ただISO200へ持ち上げても結果は然程変わらない可能性もあるが、いずれにしても筆者が悪い。 |
●総論
(2004年4月15日)