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写真で見るiVDRディスク
~リードは最大約20MB/sec

4月12日 発表



 アイ・オー・データ機器が発表した、初のiVDR規格対応リムーバブルHDD「USB2-iVDR/20」を紹介する。

 なお、今回使用したのは、量産試作機であり、製品化時には変更される可能性がある。

 HDDのカートリッジの外観は、ゲーム機のROMカートリッジのような印象だ。大きさはMDケースとほぼ同じで、やや背が低く、厚みがある。USBアダプタは、USBカードリーダーを一回り大きくしたような印象だ。

 USBアダプタ経由での使い方は通常のUSB HDDと同じで、Windows XPでは接続するだけで使用でき、ホットスワップもできる。カートリッジを差し込んだ状態で軽いクリック感はあるが、固定機構はなく、いつでも抜き差しできる。

側においたCFと比べると大きさがわかる MDケースと比べると背が低く厚い

USBカードリーダー

 IBM ThinkPad T40に接続してHD BENCHを測定してみた。転送速度は、シーケンシャルのリードが19,852KB/sec、ライトが13,023KB/sec、ランダムリードが8,443KB/sec、ランダムライトが6,635KB/sec。USB経由の1.8インチHDDとしては、高速な部類に入ると言っていいだろう。インターフェイスがシリアルATAなのでそれも影響しているのかもしれない。


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(PC Watch編集部)

 カートリッジは特殊なネジ4本で固定されている。

 カートリッジの内部は特に緩衝材などは設けられておらず、HDDユニットを上下から挟みこむような構造だ。

 HDDユニット以外に特別な基板は用意されておらず、ユニット自体がシリアルATAに対応しているようだ。ネイティブ対応なのか、コントロール基板上で変換しているのかは判断できなかった。

カートリッジを開けた状態 HDDのコネクタ部分

コネクタ部分を別の角度から

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アイ・オー、初のiVDR規格準拠リムーバブルHDD
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0412/iodata.htm

(2004年4月12日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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