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三洋、デザインを一新し、脚部機構などを改善した新「番竜」
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4月9日 レンタル開始
連絡先:コマーシャル企業グループ コマーシャル技術本部
ロボットビジネスユニット 事業推進課
Tel.03-5728-1279/0799-23-9742
三洋電機株式会社は、4足歩行型ユーティリティロボット「番竜」の新モデル「HRS-Q11」を開発、9日よりレンタル販売する。1日あたりのレンタル料は、レンタル期間が1日の場合239,400円、30日間の場合18,330円。
番竜は三洋電機とテムザックが共同開発した4足歩行型ユーティリティロボット。従来モデルは、人感センサーや臭いセンサーなどを備え、異常検知時にユーザーの携帯電話に通知するなど防犯用途に個人にも販売されていた。
新モデルは、三洋が独自に開発したもので、角竜のようなデザインから、首長竜のようなデザインへ一新されたほか、頭部/背部のLEDにより表情を表現するようになった。また、音声認識/音声合成機能の向上により、接客、挨拶、クイズ、占いなどができるようになるなど、その用途も集客/宣伝用途へと変更された。イベント会場での集客/案内用途を見込む。
脚部機構も改善され、早稲田大学高西研究室と共同開発した、新脚部機構と歩行パターンの解析により、美しくなめらかな歩行動作を実現したとしている。また、OSをWindowsから独自開発のリアルタイムOSに変更することで、制御周期を2.5倍に向上させた。
本体サイズは680×800×940mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約36kg。平地歩行、および最大100mmまでの段差乗り越えが可能。人感センサー、障害物センサー、音センサー、温度センサーを内蔵する。バッテリ駆動時間は約2時間。FOMAおよびPDA(無線LAN)による遠隔操作が可能。
東京/大阪で開催される「第30回 ジャンボびっくり見本市」に出品されるほか、テレビ東京系で放映される「おはスタ」の新キャラクターとして採用予定。
2002年3月発表のオリジナルモデル | |
2002年11月発表モデル | |
ROBODEX 2003展示モデル |
□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0404news-j/0405-1.html
□関連記事
【2003年4月3日】【ROBODEX】家電メーカーのサービスロボットが多数登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0403/robodex.htm
(2004年4月5日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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