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デジタル一眼、対前年530%の伸び
~高画素/高級製品へのシフト進む

4月2日発表


 有限責任中間法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2004年2月分のデジタルスチルカメラ生産出荷実績表を公開した。

 2004年1~2月期の生産台数は、約737万台で前年同期比170.2%となった。国内出荷は約103万台、前年同期比103.7%と微増。輸出は約620万台で、前年同期比191.7%と増加した。

 画素数別の生産台数では、300~400万画素機が約282万台で従来通りトップ。しかし、500万画素以上の製品が前年同期比408.7%の約186万台と大幅に増加しており、高画素製品へのシフトが進んでいる。一方、300万画素未満の製品は製造/出荷ともに減少している。

 また、光学ズーム機構区分では、レンズ交換式一眼レフタイプの生産が約28万台で前年同期比530.3%。国内出荷も3万3,760台、前年同期比365.8%と大幅増加となった。

 レンズ固定式では、光学ズーム搭載タイプが生産台数約649万台で、前年同期比は185.1%と増加。それに対し、光学ズームなしタイプの生産台数は約60万台、前年同期比78.0%と縮小している。

□CIPAのホームページ
http://www.cipa.jp/
□デジタルスチルカメラ生産出荷実績表(2004年2月分)
http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200402.pdf(PDF)
□関連記事
【1月28日】CIPA、2003年デジカメ出荷数は4千万台、前年比77%増
~2004年は6千万台越え
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0128/cipa.htm

(2004年4月5日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]


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