カシオ、600万画素の上級機「EXILIM PRO」

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2月12日(現地時間)発表

標準価格：未定

　カシオ計算機の米国法人Casio Inc.は12日(現地時間)、米国ラスベガスで開催中の展示会「PMA 2004」において、EXILIMシリーズの最上位モデルとなる「EXILIM PRO EX-P600」を発表した。

　日本における発売時期、価格は未定。

　大型液晶や高速な動作、スタイリッシュかつコンパクトなステンレスボディといったEXILIMシリーズの特徴に、マニュアル撮影などの高度な撮影機能を加えた。また、AE、ホワイトバランス、AF、カラー、ポートレート、シャープネス、彩度、コントラストと、多数の項目でのブラケティング撮影が可能になっている。

　撮像素子は1/1.8インチ原色フィルタ付き有効600万画素CCD。記録解像度は2,816×2,112/2,816×1,872/2,048×1,536/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はJPEG。320×240ピクセルでの音声付き動画撮影も可能。

　レンズは非球面レンズを含む7群8枚で構成される光学4倍キヤノンレンズで、35mmフィルム換算の焦点距離は約33～132mm。開放F値はF2.8～F4.0。撮影可能距離は約40cm～無限遠。マクロモードでは10～50cm。

　PCとの接続はUSB。記録媒体は約9MBの内蔵フラッシュメモリと、SDメモリカード/MMC。

　光学ファインダーのほかに、2型TFT液晶ディスプレイを搭載。EXILIMシリーズ独特の、世界時計機能やサムネールのカレンダー表示機能なども搭載。このほか、内蔵ストロボなどを搭載する。

　電源は専用リチウムイオン充電池。本体サイズは97.5×45.1×67.5mm(幅×奥行き×高さ)、電池、記録媒体を含まない重量は約225g。カードリモコン、USBケーブルなどが付属する。

(2004年2月13日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]