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アップル、原田永幸社長が退任

原田永幸氏

1月28日 発表



 アップルコンピュータ株式会社は28日、原田永幸社長の退任を明らかにした。原田社長は、'97年4月11日に就任、同社の社長としては異例に長い6年余りの任期を勤めた。

Timothy D. Cook氏

 原田氏の任期は2月下旬までとなり、後任は米Apple本社でワールドワイドの営業担当上級副社長であるTimothy D. Cook氏が就任。しかし情報筋によると、Cook氏の任は暫定的なもので、同社では社外から日本人の社長を探す予定だという。

 また、2月下旬の暫定就任以降、Cook氏は日本へ滞在しないものと見られており、新社長選任まで同社は事実上の社長不在状態となる。

 原田氏の退任理由については、「原田氏に対しIT業界以外から社長就任要請があったため。また、同社が黒字化し好調であり、良いタイミングと判断したため」とされている。Cook氏は、原田氏の上司で四半期に1度程度来日していた。

□アップルのホームページ
(1月28日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.apple.co.jp/
□関連記事
【'97年4月11日】アップルコンピュータ、志賀社長退陣。後継は原田米本社副社長
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970411/apple.htm

(2004年1月28日)

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