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京セラのFinecamとハギワラ製SDカードの組み合わせで一部不具合

写真はFinecam SL300R

2003年12月27日 発表



 京セラ株式会社は、同社製デジタルカメラ「Finecam」シリーズと、ハギワラシスコム製SDメモリーカードの組み合わせで、動画撮影や高速連写に不具合が発生すると告知した。

 不具合内容は、Finecam SL300R/S5R/S3R/CONTAX SL300R T*で、ハギワラシスコムのHPC-SD128TP/SD256TP(T-Proシリーズ)を利用した場合に、動画撮影ならびに高速連写の1秒あたりの撮影コマ数が減ってしまうというもの。

 同FinecamシリーズではSDメモリーカードの転送速度として10MB/secを要求するが、T-Proシリーズはその速度に満たない。そのため、カメラ本体内蔵のバッファを利用する撮影開始直後の撮影は問題ないが、メモリカードへの直接書き込みが開始されると転送が間に合わなくなる。また、動画撮影時は、メモリカード容量の上限に達する前に記録が停止してしまう。

 なお、ハギワラシスコムのMシリーズのSDメモリーカードではこの問題は発生しないという。

□京セラのホームページ
http://www.kyocera.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2003/1210atn.html

(2004年1月5日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]


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