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シャープ、初のEfficeon搭載ノート「MURAMASA PC-MM2」
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価格:オープンプライス
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シャープ株式会社は、ノートPC「Mebius MURAMASA PC-MM2-5NE」を2004年1月2日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18万円前後の見込み。OSはWindows XP Home Edition(SP1)。
クレードルでデスクトップPCとの連携を可能にしたPC-MM1シリーズの後継モデル。ノートPCとしては世界で初めてTransmetaのモバイル向けCPU「Efficeon」を搭載した。クロックは1GHz。同社では、Crusoe 1GHzを搭載した従来機とくらべ、PC Mark 2002のCPUテスト結果で約1.4倍のパフォーマンスを発揮するとしている。
Mebius MURAMASA PC-MM2-5NE。旧モデルから若干デザインが変更されている | 本体右側 | 本体左側 |
液晶パネルを閉じたところ | 本体右側にはPCカードスロット、USB 2.0×1、Ethernetなどを備える | 本体左側には、クレードル用インターフェイス、ヘッドフォンジャック、USB 2.0×1を備える |
背面には外部ディスプレイ表示用の専用コネクタを装備 | キーボード部のアップ | キーボード右上にはMOBILEスイッチを備える |
グラフィックスチップは「MOBILITY RADEON」(16MB)を搭載し、IEEE 802.11b/g無線LANに対応したほか、新機能として、クレードル経由で接続したPCの光学ドライブでリカバリディスクが利用できるようになった。
キーボード右上には、新たに「MOBILEスイッチ」を搭載。「MOBILEモード」、「NORMALモード」の2モードを備え、MOBILEモードでは、液晶輝度やCPUクロックを抑制することで、バッテリ駆動時間が最大約40%アップするとしている。
そのほかの主な仕様は、1,024×768(XGA)ドット表示対応10.4型液晶を搭載し、メモリは256MB(オンボード、固定)、HDDは20GB(1.8型、流体軸受)を搭載する。
インターフェイスはEthernet、Type2 PCカードスロット×1、USB 2.0×2、外部ディスプレイ出力(要専用ケーブル)、クレードル接続用端子(USB 2.0準拠)×1などを備える。
バッテリはリチウムイオンバッテリ。駆動時間は標準バッテリで最大約3時間。別売の中/大容量バッテリでは、それぞれ最大約6時間/11時間となる。本体サイズは251×206×15.7~19.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は標準バッテリ時で910g、中容量バッテリ時で990g、大容量バッテリ時で1,170g。クレードルが付属する。
左側から大容量バッテリ、中容量バッテリ、標準バッテリ |
新デザインとなった専用クレードル |
参考展示されたMM2のホワイトカラーモデル |
同じく参考展示された、様々なデザインの専用ケース |
シャープ株式会社情報通信事業部パソコン・モバイル事業部 事業部長 中村 眞氏 |
発表会場では、シャープ株式会社情報通信事業部パソコン・モバイル事業部 事業部長 中村 眞氏が挨拶し、「シャープはこれまでMURAMASAシリーズで薄型モバイルの市場を作ってきたが、モバイルネットワークの環境も整ってきた。今回のMM2は、あらゆるシーンで使ってもらえるユビキタスマシンとなっている」と語った。
発表会後の質疑応答では、「Efficeonを搭載したことで、供給面での不安はないか」という質問がされたが、「現状ではまったく問題なく供給されており、不安は感じていない」と明言した。
また、Efficeonを採用した理由については、「EfficeonもPentium Mもベンチマークテストでは一長一短の特徴を備えている。どちらが優れているとは言いにくい。Efficeonは、CMS(Code Morphing Software)とハードウェアの組み合わせにより、パフォーマンスとバッテリ寿命のバランスをフレキシブルに調整できる点を評価した」とした。
□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/031208.html
(2003年12月8日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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