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オリンパス、デジカメ好調で中間決算は増収増益

11月10日 公開


 オリンパス株式会社は10日、2004年度3月期の中間決算を発表した。

 売上高は2,996億6,400万円、営業利益が334億7,400万円、経常利益が260億6,900万円で、増収増益となった。

 とくに、デジタルカメラ、MOドライブ、ICレコーダーなどを扱う映像カンパニーが好調で、売上高は対前年29.1%の伸び。

 なかでも、デジタルカメラは国内が約221億円(対前年26.8%増)、海外が約910億円(同71.0%増)、トータルでも対前年60.1%増ときわめて好調だ。デジタルカメラだけで全社の売上の37.8%を占める。

 一方、銀塩カメラは国内外とも不振で、対前年41.7%減となり、銀塩からデジタルへと急速に転換が進んでいる様子が伺える。

 ICレコーダーなどの録音機は19.3%増、MOドライブが主体のデジタルストレージは36.6%減と明暗を分けている。

 デジタルカメラは通年でも対前年55.6%増の約2,720億円の売上を見込んでおり、同社の売上の41.2%を占める見通し。

□オリンパスのホームページ
http://www.olympus.co.jp/jp/
□中間決算短信
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/brief/136pa.cfm
□中間決算説明資料(PDF)
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/financial/pdf/financial136PA.pdf

(2003年11月11日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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