11月6日(現地時間)発表

　VIA Technologiesは6日(現地時間)、ファンレス薄型PC向けのMini-ITXフォームファクタマザーボード「EPIA TC」を発表した。

左上にACアダプタジャックを搭載。メモリスロットは基板裏面に実装。IDE用の電源コネクタ(右下)は専用の特殊な形状。PCIスロットの左上にあるのはPCカード/CFスロット用コネクタ

　Mini-ITXフォームファクタは、同社が提唱する小型PC向けのマザーボード規格。基板サイズは17cm×17cmで、ファンレス駆動が可能な同社製CPU C3/Edenを実装するのが主な特徴。

　EPIA TCは、基板上に12V DC-DCコンバータを搭載し、電源はACアダプタで供給される。また、メモリスロットはSO-DIMMスロットとなっているため、メモリは水平に装着される。これにより、従来のMini-ITXマザーボードよりもさらに薄い筐体が利用可能となった。

　チップセットはCLE266/VT8235で、ビデオ機能を内蔵。メインメモリはDDR266対応で、最大1GBを搭載可能。IDEインターフェイスはUltra ATA/133×2に加え、DOM(Disc-on-module)を装着可能。オーディオはAC'97 Codecを搭載。拡張スロットはPCI×1。

　バックパネルI/Oは、標準でACアダプタジャック、PS/2マウス、PS/2キーボード、Ethernet、シリアル、D-Sub15ピン、USB 2.0×2を装備。オプションでType2 PCカードスロット、CFスロットにも対応する。

　Eden 600MHz搭載モデルと、C3 1GHz搭載モデルの2種類が用意される。

□VIA Technologiesのホームページ(英文)
http://www.via.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.via.com.tw/en/Digital%20Library/PR031106EPIA_TC.jsp
□製品情報(英文)
http://www.viavpsd.com/product/epia_tc_spec.jsp?motherboardId=201
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【2001年11月6日】VIA、小型PC用の新フォームファクタ「Mini-iTX」を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011106/via.htm

(2003年11月7日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]