10月31日発表

　株式会社富士通研究所は31日、ポケットサイズの小型情報端末を試作したと発表した。

　ポケットサイズの本体に、4型でSVGA(800×600ドット)表示が可能なフィールド・シーケンシャル・カラー液晶ディスプレイと、IEEE 802.11b無線LAN、Bluetooth、IrDAを搭載する。またCFスロットを搭載しており、PHSカードなどを装備することができる。

　各種の通信機能で外出先から自宅などのPCにアクセスし、小型端末としては高解像度のディスプレイでリモートデスクトップ機能を利用する。

　本体サイズなどの詳細なスペックは、明らかにされていない。

　なおこの端末は、10月に幕張で開催された「CEATEC JAPAN 2003」に「.u Pocket」(ドット・ユー・ポケット)として参考出品された。会場における説明では、CMOSデジタルカメラ、SDカードスロットを搭載、OSはWindows CE.NETとされていた。

下段の写真2枚はCEATEC JAPAN 2003での展示の様子。CFとSDカードのスロットが見える(右)

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□富士通研究所のホームページ
http://www.labs.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/10/31-1.html
□関連記事
【10月8日】CEATEC JAPAN 2003が開幕
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1008/ceatec.htm

(2003年10月31日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]