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ワコム、A5サイズのコンシューマ向けタブレットなど2製品12モデル9月12日 発売 連絡先:電子機器カンパニー 株式会社ワコムは、コンシューマ向けタブレット「FAVO」シリーズ2製品12モデルを9月12日より発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP、およびMac OS 9.0~9.2/Mac OS X 10.1.5以降。 「F-430」シリーズはA6サイズの入力エリアを装備。サテンシルバー、パールホワイト、マイカブルー、ローズピンクの4色が用意される。価格はいずれも12,500円。また、それぞれに「Photoshop Elements 2.0」と「Painter Classic」が付属した「EX」モデルも用意され、価格は18,500円。 「F-630」シリーズはA5サイズサイズの入力エリアを装備。サテンシルバーと、パールホワイトの2色が用意され、価格はいずれも20,500円。上記ソフトが付属したEXモデルは24,500円。
内部的な仕様はF-430、F-630とも共通。電磁誘導方式を採用し、読み取り分解能は0.0125mmと、'99年に発売された初代FAVOシリーズの1/2の分解能を実現。読み取り精度は±0.5mm、読み取り速度は最大100ポイント/sec、筆圧レベルは512レベルに対応する。 読み取り可能範囲はF-430が127.6×92.8mm、F-630が208.8×150.8mm。本体サイズおよび重量は、F-430が210×208×17.5mm(幅×奥行き×高さ)で400g、F-630が275.5×256.8×18.1mm(同)で800g。 PCとのインターフェイスはUSB 1.1。ワイヤレスのペンと3ボタンホイールマウスが付属。ペンとマウスは電池なしで動作。ペン使用時は絶対座標、マウス使用時は相対座標に自動的に切り替わる機能を持つ。 全モデルに、画像管理ソフト「蔵衛門デジブックfor WACOM」、画像描画ソフト「水彩LITE」、手書き文字入力ソフト「PenFEP/Jr SE」などが付属する。
11日には製品発表会が行なわれ、同社代表取締役社長の小川義水氏が、新製品の開発経緯や、今後の抱負を語った。
小川氏によると、同社の2002年度の売上高約150億円の内、9割以上はタブレット製品の売上によるもの。同社はこれまでプロ向けを中心に製品展開を図ってきたが、近年は中でもコンシューマ向け製品の売上が伸びているという。 その要因として小川氏は、PC/デジタルカメラ/ブロードバンドの普及を挙げ、デジタルカメラで撮影した画像をPCに取り込んで、自分で加工し、それを知人にメールで送信するという用途が好評を博していると説明した。 また小川氏は、今後のIT環境について、「いつまでもキーボードだけを使っているべきではない。ユビキタスというからには、誰もがどこでも簡単に使えるものでなくてはならない」コメント。 その点において、紙とペンと同じように使えるタブレットはキーボードを補完するデバイスとして普及するだろうとし、同社のタブレット製品を「数年内にデジタル時代のデファクトスタンダードデバイスにしたい」と意気込みを語った。 □ワコムのホームページ (2003年9月11日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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