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欧州委員会、独禁法違反疑惑でMicrosoftに是正を要求8月6日発表(現地時間) 欧州委員会は6日(現地時間)、米Microsoftに対し、Windowsを始めとする同社製品に対して独禁法違反の疑いがあるとし、是正措置を要求したことを発表した。 欧州委員会では、'97年よりMicrosoftに対して、独占禁止法違反の疑いがあるとし、調査を開始していた。今回の措置はMicrosoftがその独占的立場を利用して、Windowsやサーバー製品などについて公正な市場競争を阻害している疑いがあり、是正要求への対応次第で最終的な判断を下すというもの。 Windowsに対しては、Windows Media Playerなど映像・音楽再生ソフトをWindowsへ統合することで、他社の市場参入を阻んでいるとした。具体的な是正案としては、Windows Media PlayerをWindowsから切り離すか、他社の同一製品のバンドルを認めることが要求された。 サーバー製品に関しては、他社製ソフトウェアをWindows上で使用するために必要な情報提供を拒んできたとし、それを改善することが求められている。 欧州委員会では、これらの是正案をMicrosoftが受け入れなかった場合、独禁法違反によって制裁金を課すことを検討中。EU法上では、同社の全世界売上高から最大10%の制裁金を課すことが可能という。 □米Microsoftのホームページ(英文) (2003年8月7日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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