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JEITA新会長にNECの佐々木氏が就任
5月30日 発表 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は30日、NEC代表取締役会長の佐々木元氏を会長とする新役員人事を発表。併せて記者会見を開催し、佐々木 新会長が就任挨拶を行なった。 佐々木氏はまず「現在、米国の景気低迷の影響に加え、SARSの拡大などにより、景気の不透明感は強まるばかりで、経済環境は非常に厳しい。このような状況を打破するにはITの活用が必須で、e-Japan計画の見直しなど、積極的な提言を行なっていきたい。情報家電の分野で、日本は強みを持っており、それを活かして経済を活性化させていきたい」との所感を述べた。 また佐々木氏は、JEITAの課題として「エレクトロニクス市場の活性化」、「地上波デジタル放送」、「家庭系使用済みPCの回収」の3つを挙げ、特にこれらに積極的に取り組んでいく姿勢を示した。 エレクトロニクス市場の活性化について佐々木氏は、「CEATECなどの展示会を通じて、時代を先取りした技術や製品をユーザーにアピールするとともに、産官一体となって国際競争力を強化していきたい」とコメント。 地上波デジタル放送については、「4月15日に行なわれた“ブロードバンド時代における放送の将来像に関する懇談会”で、現行のアナログ地上波放送が終了する予定の2011年までに、1億台のデジタル地上波放送用受信機を普及させるとの目標が出されたが、この目標は適切な努力をすることで達成可能」との見通しを示した。 PCの回収については、関係省庁・自治体・メーカー・販売店などへの働きかけを済ませているとし、10月の開始に問題がないとの考えを示した。 なお、谷口一郎前会長(=三菱電機会長)は、副会長に就任した。 □JEITAのホームページ (2003年5月30日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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