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国内IAサーバー市場シェアでデルが2位に進出
~市場は対前年マイナス11.7%に縮小、IDC調査

3月18日 発表


 IDC Japan株式会社は18日、2002年の国内IAサーバー出荷動向を発表した。それによれば、2002年の総出荷台数は34.5万台で、対前年比マイナス11.7%に縮小した。金額ベースでも2,149億円と対前年マイナス16.9%に減少している。

 IDCでは「2003年内は厳しい状況が続くが、2004年はWindows Server 2003による買い換え需要を契機に、市場は再び成長基調に転じる」としている。

 なお、注目商品であるブレードサーバーはテスト導入を中心に約3,000台を出荷しており、順調な滑り出しをみせた。IDCでは2007年にはIAサーバー新規出荷台数の約2割をブレードサーバーが占めると予測している。

 ベンダー別の台数シェアでは、対前年比12.0%のプラスとなったデルコンピュータが富士通を抜いて2位に進出、1位のNECに迫っている。4位となった日本HPはコンパックコンピュータとの合併に伴う混乱によって、一部チャネルが離反し、シェアを落としたとされている。

 なお、台数別シェアでは、前年の4位から5位に落ちた日本IBMだが、上位モデルへのシフトが成功し、金額ベースでは3位を保っている。

出荷台数シェア 出荷金額シェア
注:日本HPの数字はHPとコンパックの合計値

□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/

(2003年3月19日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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