3月13日 発表

　エルピーダメモリ株式会社は、32bit I/O 128Mbit GDDR2-MメモリをATI Technologiesと協同開発し、サンプル出荷を開始した。

　PCやワークステーションのビデオメモリに向けた高性能な製品で、次世代DRAM規格DDR2に改良を加えた。ATIと共同開発したData Inversion Technologyにより、信号ノイズの50%削減、4bitプリフェッチによる900Mbps(450MHz時)の超高速動作を実現した。単体でデータ転送速度3.6GB/secの16MBメモリとして動作する。

　また、新方式のOn-Die Termination(ODT)により、消費電力と発熱を押さえ、ボード上の部品点数の削減にも有効としている。

　将来的には256Mbitや、16bit I/Oの製品開発も検討されている。

□エルピーダメモリのホームページ
http://www.elpida.com/ja/index.html
□ニュースリリース
http://www.elpida.com/ja/news/2003-03-13.html

(2003年3月13日)

[Reported by date@impress.co.jp]