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CIPA、ダイレクトプリント規格「PictBridge」を発表2月3日発表 有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は3日、デジタルカメラからプリンタに直接出力する規格「PictBridge」を発表した。 キヤノン株式会社、富士写真フイルム株式会社、Hewlett-Packard(HP)、オリンパス光学工業株式会社、セイコーエプソン株式会社、ソニー株式会社の6社が発表したダイレクトプリント規格「DSP」を、CIPAが「CIPA DC-001-2003」、愛称「PictBridge」として策定したもの。 これまで各メーカーが独自に実装してきたダイレクトプリント方式を統一し、異メーカー、異機種間でのダイレクトプリントの互換性を確保するもの。PictBridgeに対応したデジタルカメラとプリンタなら、メーカーを問わずにダイレクトプリントが可能としている。 デジタルカメラで指定した画像のプリントのほか、デジタルカメラ内の画像すべてのインデックスプリント、トリミングした画像の印刷、日付を付加した印刷などが可能。また、プリンタのエラーなどの状況を、デジタルカメラ上で表示できる。 デジタルカメラとプリンタの接続インターフェイスはUSBとなっているが、PictBridge規格自体はトランスポートに依存しない、アプリケーション層のみの規定となっており、USB ON-The-Go(USB OTG)やUSB 2.0などの物理層の規格を問わずに対応可能となっている。将来はUSB以外のインターフェイスへの対応も考えられるとしている。 さらに、既存のデジタルカメラやプリンタでは、ファームウェアのアップデートによりPictBridgeに対応することも、技術的に可能としているほか、この規格の採用が製品の価格に影響をあたえることはほとんどないとしている。 CIPAではPictBridgeを世界標準として海外でも普及を図る構え。なお、規格のロゴデザインは3月末に決定する予定としており、早ければ夏のボーナス商戦にもPictBridge対応製品が登場する見込み。 □CIPAのホームページ (2003年2月3日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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