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マイクロソフト阿多社長、日本でのSlammer被害は軽微と評価
1月28日発表 マイクロソフト株式会社の阿多親市社長は28日、同社のインターネットポータルサービス「MSN8」の発表会において、「Slammer」ワームに言及した。 阿多社長は、Slammerワーム発生に対し同社が取った対応を説明。「25日土曜日午後2時頃のSlammer発生に対し、日本国内では同日午後4時に問題等を特定した」としている。 続いて同社では、企業向けのセキュリティ対策プログラム「ストラテジック テクノロジー プロテクション プログラム(STPP)」に基づき、5,000以上のパートナーに同日中に連絡、数万の登録ユーザーにもメール等で連絡した。この結果、27日月曜日には約200社の会社から連絡を受けた。うち感染が認められた10社に対してパッチを送付、現在はフィックスされているという。 阿多社長は「(Slammerは)大きなセキュリティの問題だったが、STPPが有効に機能し、日本国内ではそれほど大きな問題にはならなかった。完全に終息していないが、亜種等の発生に備え、現在も万全の体制を敷いている」と、同社の対応が適切であったことをアピールした。また「よりセキュアな製品を作るとともに、セキュアに運営していくリテラシーを顧客とともに作っていかなければならないと認識している」との同社の姿勢を明らかにした。 なお、一部報道でSlammerが「PCに感染する」とされていることに対し、「SlammerはSQL Server 2000とそのデータベースエンジンであるMSDEに感染するもので、エンドユーザーのPCには感染しない」と確認した。 □マイクロソフトのホームページ (2003年1月28日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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