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古河電工、銅とアルミの高効率CPU放熱フィン

12月24日発表



 古河電気工業株式会社は24日、銅とアルミでできた放熱効果の高いCPU放熱フィン「クリンプフィン」を開発、本格的に納入を開始したと発表した。

 銅とアルミを結合した放熱フィンで、結合に半田を使用せず、専用工具による直接カシメを採用した。

 従来使用されてきたアルミ押し出し材によるフィンや、受熱板とフィンを半田付けした「キャタピラフィン」と呼ばれる放熱フィンと比較して、クリンプフィンは放熱能力が高く、半田接合性能に品質が左右されず、環境問題にも対応できるとしている。また、要求される放熱性能や形状に合わせて、受熱板やフィンの材質、肉厚を容易に変更できる。

 大口需要向けに販売され、エンドユーザー向けの小売りはされない。標準放熱フィンとして採用したCPUメーカーもあるという。同社では、2003年9月までに月産200万台のクリンプフィンの生産能力を確保する。

□古河電工のホームページ
http://www.furukawa.co.jp/
□製品情報(PDF形式)
http://www.furukawa.co.jp/jiho/fj110/fj110_20.pdf

(2002年12月24日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]


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