マイクロソフト、レンタル市場向けにソフトウェアのレンタルライセンスを許諾

8月1日 開始


 マイクロソフト株式会社は、PCのレンタル業者向けの「ソフトウェアレンタルプログラム」を8月1日から開始する。このプログラムは、PC向けソフトウェアのレンタルを許諾し、短期のレンタルPCに利用時に同時にソフトウェアの使用を可能にするもの。

 ライセンスの供与は、レンタル会社経由で行なわれる。今回対象となるのは、オリックス・レンテック株式会社昭和ハイテクレント株式会社東京リース株式会社横河レンタ・リース株式会社の4社。ユーザー企業は、これらのレンタル会社から、月単位でソフトウェアがレンタルできる。価格は各社で個別に決定される。

 ソフトウェアのレンタルは、不正コピーの温床となっていた経緯があり、ほとんどのソフトウェアベンダーが許諾していない。したがって、システム開発などの短期的にPCを集中して使用する場合に、PC本体はレンタルで調達できてもソフトウェアをパッケージなどの形で購入する必要があり、レンタルの利便性を十分に生かすことができなかった。

 今回のマイクロソフトのプログラム開始により、レンタルPC市場の活発化が期待される。

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/072902rental.asp
□オリックス・レンテック
(7月29日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.orixrentec.co.jp/
□昭和ハイテクレント
(7月29日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.shiret.co.jp/
□東京リース
(7月29日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.tokyoleasing.co.jp/
□横河レンタ・リース
(7月29日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
https://www.online.yrl.com/

(2002年7月29日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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