サイバーショットU v.s. EXILIM
cimg0226 dsc00112
EXILIM EX-M1

写りの素直さが魅力のEXILIM。
撮影当日は、ちょっと遠景がかすみ気味だったので、見た目はこんな色調だ。
ただ、サイバーショットUに比べると、別の日に撮ったように感じられるかも。

サイバーショットU dsc-U10

とても見栄えのする写りをするのがUの魅力。当日の青空は、
こんなにきれいじゃなかったが、ちゃんと”あおぞら”として写っている。

cimg0162 dsc00067
EXILIM EX-M1

小雨に煙る、山間の静かな渓流の雰囲気がよく再現されている。
現場の天候や雰囲気を知っていれば、こんな感じに写るのがごく自然だ。

サイバーショットU dsc-U10

Cyber-shot系はグリーン系を極端に明るくするのが絵づくりの特徴。
そのため、小雨にけむる竹藪が、驚くほど鮮やかに写った。
この写真だけを見ると、違和感はないかもしれないが、
EXILIMと比べると、その違いの大きさにビックリするだろう。

cimg0301 dsc00212
EXILIM EX-M1

ちょうど小雨が降り出したときに撮影したカットだが、
曇天らしい落ち着いた写りになっている。
ただ、この天気を知らない人が見たら、サイバーショットUのほうが
断然きれいに見えるだろう。

サイバーショットU dsc-U10

こさめが降り出した曇天にも関わらず、
明るくクリアに写った。とくに、木々の緑や電話ボックスの赤は印象的だ。

cimg0272 dsc00152
EXILIM EX-M1

露出は的確で、色調も自然。さすがに絵柄が細かいので、細部を見ると、
130万画素の限界が感じられるが、普通のスナップなら、これでも
十分な画質といえる。

サイバーショットU dsc-U10

同じ位置から撮影しても、Uのほうがレンズがややワイド気味なので、
一回り広い範囲が写る。旅先や屋内撮影ではなかなか便利だ。
ただ、液晶が小さく、みにくいため、正確なフレーミングをするのは難しい。
cimg0297 dsc00202
EXILIM EX-M1

パッと見たときのインパクトは弱い感じがするが、雲のディテールまできちんと
再現されており、なかなか”通”好みの写りをする。

サイバーショットU dsc-U10

白っぽいビルと青空という露出が難しい条件でも、
フルオートのままで実にきれいに写る。
厳密にいえば、ちょっと白い雲が飛び気味だが、
本機のようなスナップ&メモ用機であれば、
これくらいコントラストがついた方がいいだろう。

cimg0245 dsc00127
EXILIM EX-M1 サイバーショットU dsc-U10
cimg0274 dsc00154
EXILIM EX-M1 サイバーショットU dsc-U10
cimg0242 dsc00123
EXILIM EX-M1

画面全体が明るく白っぽいシーンのため、若干露出アンダー気味になった。
本機には露出補正機能があるため、必要に応じて補正できるので安心。

サイバーショットU dsc-U10

本機は露出補正機能もなく、フルオート任せになるわけだが、このように露出アンダーになりやすい条件でも、露出は的確。これならフルオート専用機でもOKだ。

cimg0264 dsc00143
EXILIM EX-M1

直線のゆがみは比較的少ないが、画面周辺で糸巻き型に歪むので、
若干の違和感がある。

サイバーショットU dsc-U10

よく見ると、画面の周辺にゆくにつれて、直前が樽型に歪んでいるのがわかる。
画質面で有利なレンズとはいえ、これだけコンパクトにしたための弊害といえる。

記事に戻る