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	WebCam 5
	動作検知モニタソフトも付属するWebチャット向けカメラ
	TEXT:目黒廣道　Hiromichi Meguro

動作検知機能を持ったモニタソフトWebcam Monitor。いろいろな使い方ができそうだ

　WebCam 5は、NetMeetingに代表される、インターネット経由のビデオコミュニケーションを行なうための動画カメラ「WebCamシリーズ」の新モデルだ。

　カメラ部分は40万画素のCMOSセンサーを搭載し、最大解像度640×480ドット、30フレーム/secでの動画キャプチャが可能。また、カメラ本体にスナップショットボタンを備えているので、有線ではあるが簡易デジカメとして使うこともできる。保存されるファイルの形式は、動画がAVI、静止画がBMPもしくはJPEGに対応している。ヘッドホンとマイクが一体になったヘッドセットも付属しているので、Windows XPに組み込まれているNetMeetingを使えば、すぐにビデオチャットを始めることが可能だ。

　キャプチャにはCOMSセンサーを採用しているため、CCDを使ったカメラほど画質はよくはないが、ビデオチャットでの使用であれば、とくに気になることはない。なお、被写体のピントはカメラ部分のダイヤルを回して調整する。

　付属ソフトはキャプチャ・再生ソフト「WebCam Control」、モニタソフト「WebCam Monitor」、静止画像処理ソフト「PhotoEditor」、アルバム形式で画像管理を行なえる「E-Book Systems FlipViewer」など、豊富に揃えられている。

　おもしろいのがWebcam Monitorだ。動作検知機能により、カメラの前で動く物体を検知すると、自動的に撮影を開始。撮影された映像を別のPCにメールしたり、Webサーバーなどに送信したりすることが可能なので、簡易防犯カメラやライブカメラ的に使うこともできる。

　実売価格も安く、これまでのWebCamシリーズで培われてきた信頼性もあるので、これからビデオチャットを始めようという方にお勧めしたい。