ビジネスに適したWindows 10 Pro。

20年目のレッツノートも物欲全開!!

レッツノートは今年で20周年だゼっ!

パソコン(っていうかマイコン)黎明期からパーソナルコンピューターを世に送り出しまくってきたパナソニック。Windows時代のパソコンとしては「レッツノート(Let's note)」がパナソニック製ノートパソコンの愛称&代名詞なんですけど、ナンと、今年でレッツノートは20周年だそうですヨ♪

20年も同じブランドでやってきたんですね〜。いやぁワタクシも買いましたよ、レッツノート、たっくさん。初代のAL-N1は出た瞬間買ったでしょ〜、トラックボール付きのミニノートことAL-N0も思わず買ったし、光学ドライブ内蔵のaceことA44とかも買いました。マグネシウムボディ&ボンネット構造のR3も買ったなあ……。レッツノートじゃないけど、超堅牢ノートパソコンのTOUGHBOOKのCF-18とか、2画面のビジネスデスクトップPanacom LC Wなんかも。コンピュータにおいて、けっこーパナソニック製マシンに支えられてきたワタクシです。

最新のレッツノートも物欲喚起力全開!?

レッツノートの歴史についてはコチラにあるメーカー特設ページで見られるんですけど、ほ〜んと、たくさんのモデルが登場してたんですな。当時を思い返すと、どれも「あっソレは欲しい!」と物欲全開にした記憶がある機種が多々。それだけ先鋭的で、ユーザーニーズにもマッチしたノートパソコンを作っていたということでしょう。

そんな昔話はさておき、最新のレッツノートもイイ感じです。2016年秋冬モデルですが、相変わらず欲しいスペックと機能性をバッチリ備えています。そしてさらに、20周年ということで、突き抜け感が半端ない、スッゲぇ仕様の特別機種も登場! そのあたりまで含め、レッツノートの2016年秋冬モデルを見ていくことにいたしましょう〜♪

本記事ではレッツノートSZ6(左)と同RZ6(右)を紹介していく。……が、奥にあるブツはもしや!?

どストライクゾーンの直球モデル、レッツノートSZ6

まずは、多くの人が「選ぶならコレかな」と注目するであろうド真ん中モデルであるレッツノートSZ6。主なスペックは下記のリンク先のとおりですが、従来機種と比べるとCPUがSkylakeからKabylakeへと最新世代のものに刷新されています。大きく見やすい画面、余裕があり打ちやすいキーボード、豊富なインターフェースにバッテリー駆動時間の長さ、さらにビジネスシーンでは何かと実用的な光学ドライブも搭載しているビジネス指向のノートパソコンです。

レッツノートSZ6

>>スペックについて詳しくはこちら

実際にSZ6を使ってみますと、実用面でまず注目したというかビックリしたのが、その軽さ。レッツノートシリーズは総じて軽いモデルばかりなんですが、SZ6もそうです。持った途端「えっ?」と拍子抜けするほど、軽量。人からこのマシンを「はい!」って手渡されたりすると、見た目の質量感を裏切られて、マシンを受け取った瞬間、力が入りすぎた手でマシンを軽く上に持ち上げちゃう感じです。さらに、光学ドライブ無しモデルも用意されていて、こちらはもっと軽量。「これ中身入ってる?」的な驚きがあります。

SZ6の具体的な質量ですが、光学ドライブ搭載で約929g、光学ドライブ無しだと約849g。メーカーが推奨する使い方ではありませんが、立ったまま左手で持ち、右手で操作できちゃったりします。しかもラクに。相変わらずレッツノートは超軽いノートパソコンなんでした♪

12.1型の大画面なのにモックかと勘違いするほどの軽さ!

ちなみに、前モデルであるSZ5にも「光学ドライブ無しモデル」がありましたが、オンラインのPanasonic Storeでしか購入できませんでした。でもSZ6からは量販店などでも販売開始。レッツノート最軽量モデルがより身近になったというわけです。

画面の見やすさもイイ感じ。画面は12.1型(1920×1200ドット/アスペクト比16:10)です。ノートパソコンでミョーにアリガチなフルHD解像度は1920×1080ドット(アスペクト比16:9)ですが、それと比べると、SZ6は縦の解像度が120ドット多いんですな。ビジネスシーンではとりわけ縦の解像度が重要になりますので、この120ドットの差は大きいです。実際、各種ドキュメントを開いても一望しやすくて快適です。

それからキーボードやタッチパッドですが、これらも快適に操作できます。キーボードはストロークが2mmと深めで入力の瞬間がよくわかる打鍵感があります。横方向のキーピッチは標準的なサイズのキーボードとほぼ同じ。デスクトップPCのキーボードを使った直後にSZ6のキーボードを操作しても、あまり違和感を感じさせないあたり、秀逸です。

ピッチ、ストロークともに良好なキーボード。配列の素直さもマル

ほか、ビジネスシーンでは需要の高い有線LANポートやVGA出力を始め、インターフェース類も過不足なく充実しています。また、バッテリー駆動時間は標準バッテリーで約14.5時間、Lバッテリーだと約22時間(仕様により異なります)。ボディはボンネット構造などが採用されており、76cm落下試験(底面方向、動作時)100kgf加圧振動試験(非動作時)を実施とタフ。なんですが、電池持続時間的にもかな〜りタフなモバイルノートPCです。

ビジネスに必要なあらゆる要素を網羅

もうひとつ、LTE対応のモデルもあります(LTE対応店頭モデルのカラバリはブラック)。つまりSIMを挿すことができ、SZ6単体でデータ通信ができるというわけですな。さらに、秋冬モデルからはSIMフリーになっているので、格安SIMを自由に選んでコストを抑えた運用ができちゃいます♪

てな感じのSZ6。ビジネス指向ノートパソコンとしての実用性はもちろん、バッテリー駆動時間、堅牢性、そして軽さまでシッカリ備えたモバイルマシンに仕上がっています。モバイルマシンだからと言って、画面の見やすさやキーボードの打ちやすさを我慢することもないあたりも含め、秋冬モデルレッツノートの中では最も狙い目のマシンとなりそうです。

抜け目ナシのコンバーチブル 2in1 PC、レッツノートRZ6

続いて、レッツノートRZ6。ワタクシ的にヒッジョーに気になっているモデルで、ノートPCとしてもタブレットPCとしても使えるコンバーチブルの2in1 PC。主なスペックは下記リンク先のとおりですが、CPUやセキュリティチップが最新世代のものになりつつ、従来機種の良いトコロはそのままシッカリ継承しています。

>>スペックについて詳しくはこちら

そしてコレ、LTE対応モデルがあります。ノートPCとして使えて、画面を折り返せばタブレットPCとして使えて、しかもSIMを挿していつでもデータ通信ができちゃうんです。ツイデに言うと、画面が9.7インチの某有名タブレットと縦横サイズがほぼ同じであるにも関わらず、このRZ6の画面サイズは10.1インチ。んぬぬぬ〜と唸ってしまうスペックです。

レッツノートRZ6

このようにディスプレイが回転。完全にひっくり返すとタブレット形態に

バッテリーを外すとSIMスロットが

さて、実際にこのRZ6を使ってみますと、まずは小ささと軽さと堅牢さが同時に感じられます。サイズは幅250mm×奥行180.8mm×高さ19.5mmで、B5サイズより小さい感じ。小振りのビジネスバッグにスッと収まってしまうサイズ感です。

それから質量ですが、インテル Core プロセッサー搭載コンバーチブルPCにおいては世界最軽量の約745g(Wi-Fiモデルの場合)。余裕で片手で持てる重さ。これまたメーカー推奨の使い方ではないんですが、前述のSZ6よりもさらに「立ったまま片手で持って使う」のがラクな感じですな。RZ6の場合、タブレットPCとしても指先操作で使えますので、必要に応じてより自由な姿勢で使える点は大きな利便です。

タブレットとして用いる際も、片手でラクラク保持可能な軽さ

堅牢さについては、76cm落下耐性(底面方向、動作時)・100kgf加圧耐性(非動作時)があり、前述のSZ6と同様、タフなボディです。実際にRZ6を間近で見ると、たとえばボンネット構造は前述のSZ6よりも出っ張りが少ないんですが、衝撃や圧迫に対する耐久性は十分にあります。モノとしてはわりとスッキリしたスレート的ボディなので、バッグなどへの収まりも非常によく、外圧などにも強く、モバイルPCとしては何かと好都合な形状です。

実物を手にして、「コレがノートPC+タブレットPCとして使えて、さらにSIMも挿せる」と考えると、わりと多くの人が「ううっ……欲しい〜!」とナリガチなRZ6。小さくて機能山盛りな感じのモバイルマシンなんですが、実際の使いやすさも良好です。たとえば10.1型の画面は1920×1200ドット表示で、IPSパネルなので非常にクッキリ。豊富な情報量とともにドキュメントやネットを閲覧できます。

キーボードは小ぶりに見えますが、予想外にタイプしやすいです。キーピッチは横16.8mmで縦14.2mm。キーストロークは1.5mm。一見小さいものの実際にタイプするとキーピッチにはまずまずの余裕があり、キーインの瞬間が明確にわかりつつ意外に深いストロークがあって、打鍵感は良好です。

このサイズのノートPCとしてはかなり強まっているキーボード

ちなみに、バッテリー持続時間は約11.5時間。フツーに丸一日使えちゃう感じですな。小さく軽く、使いやすくて持ち運びやすく、バッテリー持続時間もボディもタフなRZ6。コンバーチブルで2in1なモバイルPCが欲しいなら、まずチェックしてほしいモデルだと思います。

RZ6もやっぱり充実のインターフェース!

レッツノートの最新機種と初代を比べてみた!

ワタクシ、20年前に初代のレッツノートを購入したんですけど、最新機種のRZ6やSZ6は20年前の機種からイロイロと大進化を遂げているんでしょうね〜。これら最新機種を20年前の初代機種と比べてみたい気が……ええっ? あるの、初代機種!? 特別にパナソニックから借りてきたそうです! ので、軽く比較してみました。

予想では、初代機種と最新機種を比べたら、初代機種に対して「うわ、デカ!」とか「重っ!」と思わず言っちゃうんだろうな〜と考えておりました。が! 予想と違い、なんか初代レッツノートのAL-N1もコンパクト。しかも、けっこー軽いです。また、デザイン的にも大きく変貌した感じではありませんでした。

筆者も当時購入した初代レッツノート「AL-N1」

分厚い外観に比して、持ってみると意外に軽いかも!?

RZ6と比べてみると……ほとんどフットプリントが変わらないッ!

思うに、やっぱり、レッツノートって初代から現在の機種まで、「ブレ」てないんですな。そう言えば、初代レッツノートが発売された1996年には、まだモバイルとかモバイラーって言葉も一般化してませんでした。でも、初代レッツノートAL-N1は、軽くて小さくて携帯しやすいカタチで、モロにモバイルノートPCなんでした。

……さて、レッツノートということで浮かび上がる要素として、他に何があったかナ? と思い起こしてみますと、まあ全部モバイル絡みだったりはするんですが、まずは「小ささ」「軽さ」ということ。レッツノートっていつもだいたい「世界最軽量」とかで、新機種が出るたびに携帯性が高まっていったように記憶しています。開発者から「数十g減らすために大変な苦労をした」という話を、取材で何度も聞いた覚えも。最近のレッツノートの製品情報ページでも、やはり「世界最軽量」の文字が。昔からずーっとそうなんですな〜。

あと長時間駆動という点でもトップを走っていた気がします。どれとは言いませんが、ライバル機種がバッテリーで1時間半も動かない時代、初代レッツノートは3時間動き、さらにバッテリー2本積みという荒技で6時間駆動を実現していたりしました。

性能も高かったように思います。特に表示スペック。ライバル機種よりいつも高画素で、とくにビジネスシーンでは有用な表示だったと思います。電池がもつし、画面は広々使えるし、さらにボディも頑丈だしで、とくにビジネスマンがレッツノートを指名買いするようになったりもしました。

こういう、初代機から貫かれているコンセプトとして「ブレ」がないのに加え、ユーザーニーズをヒッジョーに真摯に受け止めて開発されていたとも思います。「もっと薄く軽くしろ」「画面はデカくしろ」「光学ドライブはなくすな」「キーボードを大きくしろ」など、ユーザーのムチャぶりに真っ向から応えてきたレッツノート。そういう要望を具現化する姿勢についても「ブレ」がないんですね。だから最新機種にも「ユーザーに我慢や不便を強いることがない快適さ」が多々備わっているのだと思います。

20周年モデルが凄いコトになってる!

レッツノート生誕20周年を記念して、20周年記念モデルが、11月11日から直販サイトのパナソニックストアで発売されるそうですヨ(予約受付中)。まずその特徴的な外観を写真でご覧ください〜♪

レッツノートSZ6 20周年記念モデル

スゴ! 全部ゴールド! 写真では見えませんが裏面にネームプレートもあり、そこまで色調が統一されています! でも非光沢ゴールドなので、落ち着いた高級感がありますな〜。

ちなみに、この20周年記念モデルのネームプレートには通しのシリアル番号が刻印されるそうです。20周年モデルは限定200台。200台中の何台目という感じの番号が刻印されるわけですな。

続いてスペック。詳細は以下の表のとおりですが、CPUがハイスペックだったりメモリが16GB搭載だったり1TBのSSD×2台内蔵だったり、当然のようにSIMが挿せるLTEモデルだったり、さらにはBlue-rayドライブ内蔵だったりバッテリーはSバッテリーとLバッテリー同梱だったり、「カッとなって全部入りにしてみた!」って感じですな〜。

でも、コレ、「ユーザーの声を反映した超ハイエンド仕様」とのこと。20周年記念モデルでも、ユーザーニーズを真摯に受け止めていて、ココでも「ブレないレッツノート」なんでした♪

ちなみにお値段は、あらまあチョイトの449,280円(税込)~! でも200台限定のレアさもありますし、そもそもスペックが非常に高いですし、さらにはそういうスペックをコンパクトに常時携帯できちゃうあたり、恐らく満足度も非常に高いスペシャルなモバイルノートPCになると思います。レッツノート「ラブ!」な方はぜひジックリと吟味なさってください。

VR体験もできるタッチ&トライイベント開催!

今回紹介した製品をはじめ、レッツノート最新モデルをいち早く体感できるタッチ&トライイベントが東京と大阪で開催! レッツノートの生産工場をVR体験できるブースも用意されている。

東京・秋葉原会場
10月14日(金)/10月15日(土)
JR秋葉原駅 電気街口改札内

大阪・梅田会場
10月21日(金)/10月22日(土)
阪急梅田駅 BIGMAN前広場

東京・品川会場
10月28日(金)
JR品川駅 中央改札内イベントスペース

>>詳細はこちら

(スタパ齋藤)